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Channel: 散歩日記X
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当然2軒目は行くよね

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馬肉料理を食べ終えた所で、歩いてすぐのバー「N」へ。1杯目は爽やかさを求めて、ハイボール。とは言え、バランタイン17年にグレンバーギ15年をスプレーした、ちょっとひと工夫のハイボールが登場。グレンバーギの香りが実に甘い。



2杯目はブルックリン。ピコン切れのため、相談した結果チナールで代用することにした。驚いたことに比較的さっぱりと飲みやすい仕上がりになってしまったが、そんな中でもワイルドターキーライの味が底の方から上がってくる。

3杯目は定番サウダージ。これをゆるゆるとやりながら、終了方向へ。


散歩するのが良くない

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ということで、2軒で帰れば良かったのだ。タクシーを探しつつふらふら歩いているうちに、つい散歩気分になってしまった。そのまま狸小路の店見物をしながら、西11丁目へ。そして来てしまったのが、居酒屋「O」である。

ホッピーを注文し、スモーク盛合せ(鯖、チーズ、砂肝)。



やっちまった。これで本当に帰宅。また翌日が思いやられる。

2013年3月のカクテル

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今月は実にバリエーション豊富な42杯。ちょいと飲み過ぎだろうか。

オリジナル 6
ウイスキーソーダ 3
ウイスキー 3
サウダージ 2
アクアビットスモーキーマティーニ 2
マンハッタン 2
ブルックリン 1
桜マティーニ 1
モスコミュール 1
ブロックアンドフォール 1
ソルクバーノ 1
テキーラ 1
ベネットハイボール 1
ブルーハワイ 1
モンタナ 1
ディキディキ 1
ジンソーダ割り 1
美女と野獣 1
タンカレーリーフ 1
シャンゼリゼ 1
ホワイトミモザ 1
アメリカーノ 1
ブルーブレーザー 1
リーガルストーリー 1
サイドカー 1
ギブソン 1
ジンフィズ 1
コンプレックス 1
赤ワイン 1
ジンジャーブランデーソーダ割り 1
合計 42

3月のまとめ

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【3月】
行った美術館、ギャラリー数=78。週末が5回あり、多め。
読んだ本=52冊。今年は少ないなあ。生活の乱れが読書の乱れ。
買った本=20冊。もはやこんなものか。

20130402最近読んだ本

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■「星界の戦旗5」森岡浩之

■「西巷説百物語」京極夏彦
必殺仕事人・京極テイスト。

■「突撃! はしご呑み」ラズウェル細木
立ち呑み、ホルモン、おでん等の同一テーマの店をはしごするという企画マンガ&エッセイ。実に面白いのだが、札幌では難しいかもしれない。また、私の食欲がはしごを許さないのだ。

以下、図書館の6冊。
■「上司のカルテ」吉野真人

■「組織に染みついた「呪縛」のはがし方」加藤丈博

■「震災で日本経済はどうなるか」藤田勉

■「原発依存の精神構造」斎藤環
確かに単純に経済上の問題や論理的な議論になっておらず、何らかの精神的理由が賛成論にも反対論にもあるように思われる。

■「「想定外」の罠」柳田邦男

■「「反」日本史」須藤公博
自分が勉強した頃の教科書の通説とはかなり違ってしまっていることも多い。偉そうに年少者に教えるのは避けた方が良いのかもしれない。

春めく札幌を行く

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今日は仕事が早めに終わった。少し暖かい天気に誘われてすすきの方面へ。そうだ、久しぶりに焼鳥の「T」へ行ってみよう。

通しは煮物、ゆで玉子サービス。飲み物は燗酒を注文。恒例の3本セットは豚精・鳥精・手羽先から。いずれも質実剛健な味わいで、腹が減っていたのでむさぼり食う。



第2シリーズは、燗酒を追加して、鳥レバ・鳥ハツ・つくねの3本セット。



ちょっと青いものが食べたくなり、しし唐焼きを注文。



まずはこの位にしておこう。他に通常メニュー以外では、うずらベーコン、赤ウィンナー焼きが目を引いた。

軽い飲み

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1軒目を出ても、まだやや明るさが残っている。やはりこういう季節は良いものだ。続いて2軒目はバー「TH」。

1杯目は喉の渇きを感じてジンフィズ。

2杯目はジン+スイートベルモット+アヴェルナアマーロのカクテル。アヴェルナとは、りんどうの根主体の薬酒らしい。甘苦い感じが心和むカクテルである。



最近、ある程度飲むと翌日のダメージが実に深く重い。今日はこの位で帰ることにしよう。

定点観測2013

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毎年恒例、今年は4月5日の西区民センター前である。定点観測の割には、少しづつ違う角度からの撮影になっているので良く分からないかもしれないが、やはり今年の雪は多い。最近の好天で溶けとはいえ、ここ数年ではトップクラスの雪の多さである。



私は歩き方が良くないせいか、泥が裾にはねるので、早くすっきりと残雪が溶けて欲しいものだ。

2012年4月7日

2011年4月9日

2010年4月3日

2009年4月5日

2008年3月30日

2007年4月7日

2006年4月8日

2013年4月の一言

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4月5日
・鼻から喉の状態があまりにもひどいので、耳鼻科に行ってきた。
・原因ははっきりせず(重大な兆候はないらしい)、対症療法的な薬をもらってくる。

4月4日
・鼻水地獄! あまりのひどさに苦しくなって夜中に目が覚める。
・熱はないので風邪ではない模様だが、鼻炎なのか、花粉症なのか。花粉症ではないと思いたい。
・すごい声しか出ないため、周りの人がドン引き。

4月2日
・珍しく外で昼食を取る。札幌駅付近の「K」でメキシカンオムライス。かなりのピリ辛具合だった。


→写真は4月6日に撮影。

4月1日
・会社で新年度飲み会。
・その後、1軒でかけたものの、選択の余地が少ない界隈ではあまりいいことがない。

20130405最近読んだ本

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■「めしばな刑事タチバナ9」坂戸佐兵衛、旅井とり
やはり古典ラーメン回帰企画を立ち上げなければなるまいか。

■「コロロギ岳から木星トロヤへ」小川一水
ほのぼの時間改変もの。

■「BEAT」今野敏
再読。

■「寿司屋のかみさん寿司縁ばなし」佐川芳枝
再読。

■「罰」新野剛志
つい流れに任せての事件巻き込まれストーリーなのだが、エンディングは苦しくも爽快、と言えるかどうか(再読)。

■「なみのひとなみのいとなみ」宮田珠己
再読。

以下、図書館の2冊。
■「大人にウケる子どもの質問」坪内忠太

■「編集者T君の謎」大崎善生
将棋界エッセイ。

定食を探せ2

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以前から気にはなっていた、西10丁目の「Z」へ。表の看板に定食が何種類かあったのだ。「禁煙」と表示のあるカウンターへ着席し、今日の日替りおまかせ定食の「ひれかつ定食」を注文。



脇役陣はゲソ大根、菜の花、長芋昆布、沢庵、サラダ(ポテサラ入り)と充実している。ご飯が少し少なかったが、これがヘルシーな昼食なのだろう。

20130406ギャラリー巡り

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本日は近美→三岸→資料館→道新→時計台→STV→クロスホテル→大丸→三越→CAI02→富士フイルム→スカイホール→さいとうの13か所。体調、今一つにつき軽めですませる。

■北海道立近代美術館「第80回記念独立展北海道展」。大きな作品(100〜200号)がバンバン並んでいて、気持ちが良い。
宮地明人「paradox」:妊娠していると思われる女性を描いたシリーズ作だが、なんとなく水の描き方に水墨画の雰囲気がある。
相田幸男「海潮音…津軽海峡」:手前の水辺から湾を通り、大きな海峡へと海のスケール感がある。青と緑の中間の色も綺麗。
輪島進一「モデラート・希望へ」:今回も素晴らしい作品だった。横たわる女性の手がくねるように動き、その手には植物の苗が乗せられている。白黒の女性から色彩のある植物へ、死から生への再生のイメージだろう。

金井訓志「journey」:クラシックなオープンカーに乗る女性。アメリカンポップカルチャーの香りだ。
木津文哉「朱雀」:人形劇のような朱雀門と木々なのだが、驚くほどの立体感を持って迫ってくる。作品をよく見ると、わずかに凹凸をつけてあるのだが、驚くべき効果だ。
絹谷幸二「緑に染まる想い出」:緑の地に少年が2人。壊れた飛行機の模型、バットが描かれている。少年の日の思い出か。

佐々木里加「HYPER BRAIN TECHNOSCAPE」:サイバースペースに脳がぶんぶん飛んでいるイメージ。良くあるとも言えるが、上手い。
貴志紘美「ある風景(1)」:のっぺらとしたテトラポットが2個描かれている。ユーモラス。
村上佐惠「ダウンバースト2(数字はローマ数字)」:宇宙船とそれに迫る宇宙嵐のイメージか。ファンタジーモチーフを取りこんでいる人は多いのだが、ハードSFモチーフを持ちこんだ作品をもっと見たい。

道外出品者が49人ということで、北海道ではあまり見ることのできない作風を見ることができる。



■三岸好太郎美術館「三岸好太郎と北海道の独立展の作家たち」。三岸以外の作家としては、国松登、山本菊造、小川マリ、小山登、居串佳一、松島正幸、岡部文之助、菊池精二、栃内忠男、杢田たけを、砂田友次、北川豊。ほとんどが近美の作品なので(北川豊だけ苫小牧市博物館蔵)、見たことのない作品はそれほどなかった。

それよりも独立展関連資料が見どころかもしれない。次の写真パネルは、三岸の第1回独立展出品作「レビューの男」と、第2回出品作の「白馬と道化」。彼のまだ見ぬ作品を見てみたいものだ。



次は昭和6年のアサヒグラフ臨時増刊「獨立展號」だ。



私の好きな、福沢一郎の「風車」。



そして三岸好太郎の「セロイスト」。もしかすると彼はこれを起点に音楽的な作品へとシフトしたのかもしれない。



■時計台ギャラリー「外山欽平油絵個展」。今回の大作はペア6作品という所だろうか、ペアの片方は、濃緑に黄と紫で描かれたブロック体の「P」である。もう一方は、やや薄い緑に赤と青で描かれた小文字筆記体の「p」だろうか。2作を比較しつつ見ることができるので、これまでになく印象をつかみやすいかも。

■STV北2条ビル「鉢呂彰敏exhibition〜LIFE〜STILL−LIFE〜LIFE〜」。オーソドックスに上手い作品が多く、ビルのエントランスとしてはピッタリな展覧会。



■クロスホテル「齋藤周個展「昨日からの眺め」」。いつも見辛いクロスホテルだが、ホテルの方が作品展示場所を書いた紙を渡してくれて、「ぜひバースペースの方もどうぞ」と言ってくれた。一番奥は人がいるので避けておいたが、かなりの作品を見ることができた。

今回少々意外だったのは、独特の色彩感は変わらないものの、景色の中で向う側に歩いて行く人々がほとんど描かれていないことだ。私の見た範囲では「黄色の海」「これから」の2作品にそれぞれ一人づつが描かれているだけだったと思う。

「あすの眺め」:これまでの砂丘を思わせる柔らかい背景ではなく、やや角ばった形が配されている。その上に、白い線が何本も走っており、それは丘と丘をつなぐ道路にも見えるのだ。


→おっと、この作品には2人描かれているね。これは2011年の作品であった。

■三越「大ヘレンド展〜皇妃エリザベート生誕175年記念〜」。
「クリプテックス」:筒状の暗号式小物入れ。蝶の文様と6列のアルファベットを刻んだリングがあり、あらかじめセットした言葉に合わせないと、開かないのである。こういうものはちょっと欲しくなったりするが、378万円なのである。

軽く一杯のはずが

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15時を過ぎて、西11丁目の「O」へ。ホッピーと新玉ねぎかき揚げで一杯。



玉ねぎが予想以上のボリュームで苦戦する。相良平六をロックでやりつつ、ナス焼きを追加。





ということで、飲んだのは大した量ではないのだが、夜は早々に撃沈。どうやら鼻炎の薬に「少し眠くなる」という副作用があるとの説明を受けたのだが、それが出た模様。しかし少しどころの話ではなく、異常に眠くなった。酒を飲んでいるせいもあるのだろう。

20130408最近読んだ本

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■「ビブリア古書堂の事件手帖4」三上延
まあ、流行りだからねと思うものの、なかなかに良くできている。

■「必然という名の偶然」西澤保彦
架空の街、櫃洗市を舞台にした非常に技巧的な推理小説。

■「モップの精と二匹のアルマジロ」近藤史恵
主人公夫婦と知り合った夫婦の中は、なぜか非常にギクシャクしてしまっている。旦那の尾行を引き受けることになったが、果たして浮気をしているのか、それ以外の理由があるのか。

■「おつまみ缶詰酒場」黒川勇人
これは一杯やりたくなる。

■「ポリスマン」永瀬隼介
再読。

■「日本全国マズイ店列伝 ちゃぶニチュード!」野瀬泰申
私はそれほどマズイ店というのに当たったことはなくて、出てきた物を食べられなかったのは、(量的なものを除いては)1軒しかない(再読)。

以下、図書館の2冊。
■「競争の作法」齊藤誠

■「現代の不眠」塩見利明

上質のカルヴァドス

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本日は早めに仕事を終えて琴似へ。久々となるバー「D」へと急ぐ。

今日の1杯目はこれと心に決めていた、モラン・プレステイジュだ。これが何と熟成年数40〜50年のカルヴァドスなのである。早速飲んでみると、香り良く、長い熟成年数ながらフレッシュな果実の感じも残っているのだ。しかもフィニッシュの香りと味の残りが実に長い。

ちなみにこのボトル、最下段の写真の右端のボトルなのだが、ボロボロに見えるのは実はギミックなのである。いかにも長年地下室で眠っていたかのようなカビとホコリを、洒落で作っているのだ。

2杯目は大きく方向を転じて、ハーシュ・セレクションリザーブ・20年。本来、新樽で熟成するバーボンなのだが、これは古樽を使って熟成しているのだそうだ。かなりの木材風味とセメダイン風味が感じられる、ちょっと珍しい味だ。

3杯目はナッポーグキャッスル・シングルモルト・1995。今度はアイリッシュウイスキー。アイリッシュは一般的なスコッチよりも飲みやすいと言われることもあるが、私にはどうも妙な後味が感じられる気がする。しかしこのウイスキーは、どことなく和風の味わいと言ってもいいような、ひなびた味がする。味の説明に「ようかん」「あずき」という言葉が出てくるのも、おかしくないのだ。

ということで本日は3杯で終了。帰りがけに晩のつまみ(焼鳥缶、マカロニサラダ)を購入して帰宅。


20130412最近読んだ本

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■「食べちゃえ! 食べちゃお!」野中柊
再読。

■「あなたの知らない北海道の歴史」山本博文
少し、このジャンルに手を広げてみたいと思う。

■「ちいさいぶつぞうおおきいぶつぞう」はな
再読。

■「烈闘生」武藤敬司、蝶野正洋、橋本真也
再読。

■「東洋ごろごろ膝栗毛」群ようこ
再読。

■「マンガホニャララ」ブルボン小林
同世代の作家による、同時代のマンガ評という感じがする。

■「神々の贈り物 ペリーローダン446」クナイフェル、ヴルチェク
謎の種族ルーワーが遥か昔にクフ王のピラミッドに隠した、種族の持ち物の返還を要求。それは通称「目」と言われるもので、アメリカ紙幣のピラミッドに目が描かれているのは、この伝承が元になったのだとか。やや、トンデモ化してきたな。

***
今週は本の仕入れに失敗し、再読多し。週末は本屋と図書館に行くことにしよう。

ところで最近、書店の店内で携帯で話をしている人間を見かける。あれは個人的には全く許しがたいことで、できれば本屋では普通に喋るのもやめてほしいくらいなのである。と思っていたら、今時は書店員も仕事のために携帯を使っているのだ。ああ、なんたることなのか…

定食を探せ3

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本日も西11丁目付近で昼食。久しぶりに居酒屋が昼に定食をやっている「TH」に行ってみることにしよう。店の前の看板で少し悩むが、わさび醤油に引かれてポークソテーに決定。小鉢は店内で3種類選択できるのだ。



ということで本日の昼食の全貌はこんな感じになった。



ご飯、豚汁、葉物サラダ、マカロニサラダ、トマトとワカメの中華風、そしてポークソテーわさびソースである。ボリュームがあるので、小鉢の盛りは控えめにしてみた(自分で好きな量を盛ることができるのだ)。

ポークソテーのわさびは山わさびだった。それほどツンツンせず、おかず力がある。豚汁は予想外の濃厚さ&具がたっぷり。ご飯も「普通で」と言ったのに、結構な量があるので、小鉢を控えめにしておいてよかった。



後から来た女性の盆を見ると、小鉢てんこ盛りだった。恐ろしいものである。

20130313ギャラリー巡り

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本日は資料館→文学館→創→市民→三越→スカイホール→さいとう→富士フイルム→大通→道新→時計台→たぴお→大同→大丸の14か所。

■札幌市資料館「大坪俊裕写真作品展 枯白凜〜霧多布湿原秋冬〜」。湿原の秋冬を撮影した北海道らしい気持の良い作品が多い。河畔の写真に家が何軒があったので、何をして生活しているのか聞いてみると、すぐそこが海になっており漁師さんの集落なのだそうだ。良い展覧会だった。

■北海道立文学館「木版画家・佐藤国男による宮沢賢治ワールド」。佐藤国男の作品展というより、宮沢賢治の作品の挿絵版画といった趣がどうしても強くなってしまうが、木目を生かした作品が多く、額も全て本人の手作りなのだそうだ。

私はどうも宮沢賢治作品を読む気が起きないので、色々初めて知ったことが多かった。「グスコーブドリの伝記」では冷害に苦しむ人々を救うために、火山の噴火をおこし、二酸化炭素を放出させることで温暖化を図るという話が載っているらしい。ちょっとあまりにも冒険過ぎる手段だが、興味深いことである。

また複製の原稿、手帖が展示されていたのだが、彼の字は子ども的丸文字である。さらに、北海道を旅行したこともあり、函館→小樽→札幌→旭川→稚内→ここで樺太に渡り、大泊→豊原→栄浜まで行ったようである。この辺、普通の人は当たり前に知っていることなのかもしれないな。

さて、常設展では文学館所有の有島武郎の作品6点(油彩、水彩、スケッチ)が展示されていた。その他にヨーロッパ旅行をした時のスケッチブック(複製)もあり、行く機会があればぜひお見逃しなくという所だ。



玄関にある佐藤忠良「帽子’92」。芸森の佐藤忠良展はゴールデンウィーク頃に行こうかな。



ここから中島公園を通り抜ける。裏手に「不老松」とかかれた石碑があった。それなりに由緒のある松らしい。

 

さらに電車通りに出る直前の奥まったところに、一時は一世を風靡した「Tラーメン」が営業していた。何だか、ちょっと頑張って営業を続けて欲しい気持ちになる。



■ギャラリー創「profiling susumu matsuura exhibition」。
「nearly epual」:赤と青の模様顔の紳士が二人。その上には黄色で「≒」のマーク。

全体的に不思議、やや不気味系でもあるが不快ではない作品展である。地が黒の作品が多かったのだが、それがまた漆のような漆黒なのである。驚くほど販売も好調なようで、とても良いことだと思う。

■市民ギャラリー「'13北海道抽象派作家協会四〇周年記念展」。同人の作品が整然と並ぶ1室目がいい。
今荘義男「古里(ロ)」:くり出してくる色彩の見事さに感心。
鈴木悠高「青のグラデーション1」「同2」:1はかすかに黄色と緑の名残りがある。2はほぼ青と言っていい。今後はしばらく青をテーマにするのだろうか。
名畑美由紀「無題1」「同2」:1はかすかに黄緑の入った白、2は青が少し入った白。今回は白で攻めてきた作家だが、壁が白で、少し埋もれ気味なのが私には残念。

林教司「種子」:卵型が4つに卵分割を始めた所。これも落ち着く作品だ。
小川豊「心のひだ」:強い輪郭が切り絵を思わせる、不思議な奥行きのある作品。
荻野不二男「秋」:赤いカーテンか帯のように見えるものが画面をおおっている。

宇流奈未「eternity of existence」:白地に岩のようなものと杭のようなものが散らばって、全体的にリズム感の感じられる作品。どことなく版画的でもあり、一原有徳の山シリーズを思わせるところがある。

■さいとうギャラリー「高橋あおば個展 そらのいき」。これは素晴らしい展覧会だった。
「大きな空」:4色の屋根からブラックホールのような空に向かって煙が立ち上る4連作品。
「青い青い空」:青と緑にピンクを配した雄大な風景。作品のど真ん中に白っぽい山のような、鯨のような形があるので、作者に意図を聞いてみた。「空のパーツを描いています」ということなので、もしかすると時間の異なるタイミングの空なのかもしれない。時間軸を使ったキュビスムと言えるのかも。また星座をイメージしたのであろう、白い点と線の繊細な描き方もいい。
「北のかさなり」:手前側の山の重なりが北欧のフィヨルドのようだ。このリズム感の先にはほの白い空が見える。

■大通美術館「第九回 PHOTLINKS写真展 〜光の中で〜」。
三原和廣「追憶小樽」:昭和50年以降の小樽の写真。運河にはまだ沢山の舟があり、酒屋には「ウイスキー特級」の文字が見える。懐かしい風景である。

そうそう、5月末からここで行われる「日本美術の至宝コレクション」のポスターが貼ってあった。出品作家は木田金次郎、高橋北修、棟方志功、尾形光琳、川端玉章、勝海舟、徳川家康、円山応挙、谷文晁…他とあった(徳川家康を出品作家呼ばわりして良いのだろうか…)。失礼ながら一瞬「ホントですか」と思ってしまったのは否定できない。

■時計台ギャラリー「佐々木ゆか個展」。何だか女の子女の子した展覧会。
「EGOIST2(数字はローマ数字)」:これはもうきゃりーぱみゅぱみゅだな。

■大丸画廊「草間彌生版画展」。もう一作家の作品があったのだが、そのタイトルが「めめめくらげ」「アルジャーノンに花束を」というのだから、絶望のどん底である。「世界の中心で愛を叫ぶ」は元作品がほぼ有名ではないという所もあったが、それをはるかに上回る名作すり寄り感、パクリ感満点と言えるだろう。

文学館で「DayArt」という読書系・アート系フリーペーパーというのがあったのだが、私が初めて手に取った号が「さようなら 休刊宣言!」ということであった。
→休刊宣言の中に赤い文字があったので、つなげて読んでみると「4月ばか」…。やられた。
 ま、2週間もたっているので気がつかなかったのだ。

そうだ、焼肉に行こう

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昼食が結構ヘビーだったので、飲みに行く時間帯になっても腹がすききっていない。今日、想定していた所はボリューム大だしなあ、と考えているうちに、突然焼肉屋に行く気になった。焼肉はどうよ、という意見もあるかもしれないが、1人前はそれほど量がある訳ではないし、コントロールが効きそうだ。

ということで、最近は焼肉となると「K」へ。すぐさま通しセットが出てくるので、レモンサワーを注文。



注文は私の中で確立された2品、上ホルモンとサガリでスタート。



炭火の具合も絶好調で、少し厚めのホルモンがパンパンに膨れ上がる。



飲み物をにごり酒に切り替えて、鶏ももを追加(写真が無いが、上ホルモンももう一人前)。





初めて食べる鶏ももだが、これもあっさりしていてなかなか食べやすい。ここに来る前の、腹があまり減っていないという話はどこへ行ったのかと思いつつ、これくらいで終了にしておくか。やはり焼肉は気分が盛り上がるなあ。

バー巡り、縦移動

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焼肉を終えてから、バー「N」へ。1杯目はすっきりしようと、テキーラベネット。テキーラの風味がしっかりしつつ、爽やか。



Nさんが、「探偵はバーにいる2」の前売り券を買ったら付いてきたのがこれ。



確かオカマの人が事件の鍵になっているので、その店をイメージしたコースターというところか。

2杯目は久々の官能的なカクテル。ウイスキーベースにしてもらうと、選択されたのは竹鶴12年。官能的というよりは、かなりがっしりした骨格のカクテルになった。あくまで官能的を追求するとなると、もう少しマイルドなブレンデッドの方が良いのかもしれない。ま、これはこれで美味いのだが。

3杯目は見たことのないボンベイサファイアイーストというのを発見し、これを使ったカクテルを作ってもらう。ボンベイ+ベルモット+ライム+アニゼットのカクテルは、爽やかながら最後に不可思議な味が立ち上ってくる。





このジン、タイ産のレモングラスやベトナム産の黒コショウなどが含まれたアジアン・フレーバーということらしい。色々な味が混じってしまったので、今度はマティーニかギムレットのようなシンプルなのを飲んでみるかな。

ということで、真剣にこのサイコロを振った訳ではないので、もう1軒行ってみようか。



ビルを垂直に移動し、3階のバー「O」へ。最初の1杯はジンフィズ。「薄目ですか濃い目ですか」と聞かれたので「濃い目でお願いします」と注文する。確かにジンフィズは飲みやすさを追求する派もいるだろうなあ。

2杯目はフェルネブランカがあったので、それ入りのカクテルを注文。フェルネブランカ+ジン+スイートベルモットのカクテルが登場。これがなかなかどうして苦い。これはフェルネブランカカクテルというカクテルらしいのだが、実は私も知らなかった。店の一角には本棚があり、結構古めのカクテルブックがあり、これを見せてもらうのも楽しいかもしれないな。

今日は結構酔っ払い気味なので、2杯にしておこう。

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