本日は法邑→ラフィラ→4プラ→スカイホール→さいとう→ARTスペース201→丸井→三越→グランドホテル→地下歩行空間→三岸の11か所。荷物が多くて失速。
■茶廊法邑「BIG MONGOL2013」。これは開催に感謝したくなる展覧会だ。
DOLGORSUREN Batmunkh「Before the rain」:広大なくもり空の下、小さな水辺に馬が集っている、いわゆるモンゴルイメージの作品。
BURDAA Dolgor「Noon」:解体(または設営)中のパオの天井を見上げた構図。色が明快で骨太な描写だ。
ADIYABAZAR Nayamiin「Spring」:パッチワークのような山と馬の画。丁寧で気持ちいい。
誰なのか存じ上げないが「モンゴルは社会主義的リアリズムの技術と、西洋文明の流入で、絵画技術は非常に高くなっている」という解説をしていた。一般的な欧米圏ではコンセプチュアルアート等で、技術的には低下傾向なのだとか。どこまで本当なのかは門外漢でさっぱりわからぬが、モンゴル絵画展という催しは実にありがたかった。
■ラフィラホール「〜 イランカラプテ 〜 アイヌ彫刻&北海道風景画展」。
田辺三重松「海浜」:絵画の中ではこれがパッと目についた。オーソドックスな海と大胆な舟の描写が対象的。53万円。
藤戸竹喜「群熊」:一木造りで、木に上る熊たちを掘り出した大作。300万円。ちょっと凄い。
床ヌブリ「(タイトルなし)」:全体的にはペンギンのような、足元は猛禽類のような奇妙な鳥のイメージ彫刻。
近美の「AINU ART」で感銘を受けた人は、ぜひ行ってみるべし。
■さいとうギャラリー「QUATRE BLANC」。
経塚真代「愛犬にパンケーキを作ってあげたらあんなに食欲のあった愛犬がすごい勢いで顔をそむけた…」:これはタイトルというか、かつての愛犬をもとに作った人形に添えられたセリフのようなものである。ちょっとした奇妙な一言系なのかと思いきや、実話なのだそうである。いったいどんなパンケーキだったのか。
■ARTスペース201「コズミックエアライン展」。
藤井七海「星の海」:青い海に黄色の光線が空から差す。印象的な作品。
渡部万里子「Yellow」:人物画に独特の味わいがある。この作品も人間の眼は描かれていないのだが、情感がある。
小林早織「涙の湖」:ワニの眼にも涙。明るい色彩でワニが可愛い。
加茂川麻衣「整列」:表情もなく、服を着ていない人たちの列。死への旅立ちなのか。
4人がそれぞれの作風を持ち、拮抗したレベルで出品されているのは実に良いものだ。
■地下歩行空間「伊勢神話への旅 宮澤正明写真展」。行ってみたくなる。
■三岸好太郎美術館「音楽のある美術館4」。作品自体は全部見たことがあるのではないかな。三岸と本郷新が久保守の渡欧送別会(1930年2月)の時の写真に写っているのは初めて見たかも。面識があったんだ。
スタンプラリーが見事完走になったので、図録「珠玉の英国絵画展 マンチェスター市立美術館所蔵」をもらう。この美術館、かなりの作品を所蔵していて、私の好きなプリンセプ「シンデレラ」があったので決定した。19世紀ロシア絵画の図録(レーピンの作品が載っていた)も欲しかったなあ。
■茶廊法邑「BIG MONGOL2013」。これは開催に感謝したくなる展覧会だ。
DOLGORSUREN Batmunkh「Before the rain」:広大なくもり空の下、小さな水辺に馬が集っている、いわゆるモンゴルイメージの作品。
BURDAA Dolgor「Noon」:解体(または設営)中のパオの天井を見上げた構図。色が明快で骨太な描写だ。
ADIYABAZAR Nayamiin「Spring」:パッチワークのような山と馬の画。丁寧で気持ちいい。
誰なのか存じ上げないが「モンゴルは社会主義的リアリズムの技術と、西洋文明の流入で、絵画技術は非常に高くなっている」という解説をしていた。一般的な欧米圏ではコンセプチュアルアート等で、技術的には低下傾向なのだとか。どこまで本当なのかは門外漢でさっぱりわからぬが、モンゴル絵画展という催しは実にありがたかった。
■ラフィラホール「〜 イランカラプテ 〜 アイヌ彫刻&北海道風景画展」。
田辺三重松「海浜」:絵画の中ではこれがパッと目についた。オーソドックスな海と大胆な舟の描写が対象的。53万円。
藤戸竹喜「群熊」:一木造りで、木に上る熊たちを掘り出した大作。300万円。ちょっと凄い。
床ヌブリ「(タイトルなし)」:全体的にはペンギンのような、足元は猛禽類のような奇妙な鳥のイメージ彫刻。
近美の「AINU ART」で感銘を受けた人は、ぜひ行ってみるべし。
■さいとうギャラリー「QUATRE BLANC」。
経塚真代「愛犬にパンケーキを作ってあげたらあんなに食欲のあった愛犬がすごい勢いで顔をそむけた…」:これはタイトルというか、かつての愛犬をもとに作った人形に添えられたセリフのようなものである。ちょっとした奇妙な一言系なのかと思いきや、実話なのだそうである。いったいどんなパンケーキだったのか。
■ARTスペース201「コズミックエアライン展」。
藤井七海「星の海」:青い海に黄色の光線が空から差す。印象的な作品。
渡部万里子「Yellow」:人物画に独特の味わいがある。この作品も人間の眼は描かれていないのだが、情感がある。
小林早織「涙の湖」:ワニの眼にも涙。明るい色彩でワニが可愛い。
加茂川麻衣「整列」:表情もなく、服を着ていない人たちの列。死への旅立ちなのか。
4人がそれぞれの作風を持ち、拮抗したレベルで出品されているのは実に良いものだ。
■地下歩行空間「伊勢神話への旅 宮澤正明写真展」。行ってみたくなる。
■三岸好太郎美術館「音楽のある美術館4」。作品自体は全部見たことがあるのではないかな。三岸と本郷新が久保守の渡欧送別会(1930年2月)の時の写真に写っているのは初めて見たかも。面識があったんだ。
スタンプラリーが見事完走になったので、図録「珠玉の英国絵画展 マンチェスター市立美術館所蔵」をもらう。この美術館、かなりの作品を所蔵していて、私の好きなプリンセプ「シンデレラ」があったので決定した。19世紀ロシア絵画の図録(レーピンの作品が載っていた)も欲しかったなあ。