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20150801ギャラリー巡り

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本日は新さっぽろART WALL→新さっぽろ→市民→文学館→創→スカイホール→さいとう→三越→らいらっく→富士フィルム→kitakara→グランビスタ→道新→時計台→大同→大丸→紀伊国屋の17か所。

午前中は日差しが強いが、まだ涼しい風が吹いていた。



■新さっぽろART WALL「松隈無憂樹展」。平面だけではなく、立体作品も一部あり。

 

■北海道立文学館「挿絵の美・大州文化の黄金時代-対象イマジュリィの世界-」。
橋口五葉「NIPPON YUSEN KAISHA(パンフレット)」:字体がプログレっぽい。
小村雪岱「鏡花小史(泉鏡太郎)『愛艸集』」:本の見返りに、夜の橋を渡る女性が描かれている。雰囲気ある。
西沢笛畝「震後のニコライ堂」:ローマ神殿のような風景。

芳朗/岡本帰一「仏教系日曜学校カード」:私はキリスト教系の幼稚園に通っていたので、「さんにんのはかせ」といったカードに心ときめいていたものである。それの仏教版なんだそうだ。
高畠華宵「たわむれ」:木を背にして美少年が独特のポーズで立っている。今なら「華宵立ち」と言われたかも。
作者不詳「マッチラベル」:喫茶小松というところのマッチに「新飲料チャールストン」とあるのが気になる。

作者不詳「S.S.ヴァンダイン『猟奇探偵賭博場殺人事件 怪奇殺人』」:現代訳ではタイトルは「カジノ殺人事件」なのだ。このおどろおどろしさはいいね。

なかなか見ごたえのある展覧会であった。その他「京都アール・デコのイマジュリィ」というコーナーでは、真鍋博のイラストを何となく思い浮かべた。後期は作品全点入れ替えらしいので、また来てみたい。



ちなみに中島公園はドローン使用禁止なのだそうだ。



それから朝倉文夫「木下成太郎像」は今回初めて気がついたかもしれない。



■さいとうギャラリー「ナガイユカリ個展-ミエナイアオ-」。
「碧」:何とも涼やかな色彩がいい。
「仰」:どちらかと言うと私は細かい文様が好きなのだが、バラ4輪をちゅうちょなく置いたこの作品は実に気持ちいい。

■大同ギャラリー「第1回北海道けやき展」。金沢美術工芸大学の同窓生による展覧会である。
西谷正士「生生」:川辺で苔むした木の緑がいい。
加藤達哉「expression」:異様に顔力のあるオジサンを描く。
斉藤和志「彩り」:錆びて、朽ちつつある列車。

橘井裕「使者」:錆びた鉄を使って形作ったコウモリ。同題の作品が2つあったが、羽を閉じている方が抜群にいい。
伊藤隆弘「時空-個の起源説-2015」:木でつくられたサッカーボールのような形で、中央部はくりぬかれ、焦げ目がついている。

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