本日は市民→道新→時計台→紀伊国屋→大丸→大通→kitakara→富士フイルム→三越→スカイホール→さいとう→ARTスペース201→PORTOの13か所。今年に入って、1日であまり多くのギャラリーを回り切れていない感じがする。
■市民ギャラリー「道展U21」。
前田有優香「ヒロインI」:少女漫画をうまく絵画ジャンルに取り込んだ作品(と、言えるか…)。
野田頭佳奈「潜む」:展示台の上に載っているので、結果的に全く潜んでいないのだが、木の皮で形作られている熊だろうか。
木村このか「漂う」:青系の色彩だけで描き出された女子高生。かなり上手い。
加藤大幹「漣(さざなみ)」:蓮の葉と花のリアル系絵画。やはりこういうのもあっていい。
大久保寧「本音」:若い人の画には欲しい、悩む人物系。
斎藤和奏「閑散」:建物の中庭をコンパクトに切り取った、閉鎖空間の画。以前、高校の展覧会で見たときは、たばこの吸い殻を描いていて、これって必要なのかなあ…、と思っていたのだが、今回はそれが無くなっていた。
佐野肇彦「轟一刻(とどろくひととき)」:小さな五角形の段ボールで形を作った狼か。なかなか良くできた作品だ。
中野志保「『いってらっしゃい』」:女子学生が自宅から外に出る瞬間。外の白い光がまぶしい。
下山将太「warmth」:まぶしい日差しに照らされた川と河岸の石。石の上にはキャラメルが置いてあり、いまにも溶け始めそうだ。
小林雅樹「シャボン玉」:緑色のシャボン液とそこに浮かぶ瓶。色彩が好みである。
澤田雄斗「眼下の先にあるもの」:肌色のサイコロの目は人間の目になっている。よくある感もあるが、実現するとかなり不気味。
■時計台ギャラリー「道都大学美術学部 選抜展2016」。
中村ひとみ「小樽の夕暮れ」:リアル人物画数多く出品される中で、私はこの作品が一番良かった。人物の表情が前向きなところが良かったのか。
■ARTスペース201「群青」。複数の展覧会が開催される中、「元気展」から。
小西まさゆき「ASAHIMACHI」:札幌市の旭町周辺を描いた、風景画。といってもかなりデザイン化されたような作品。テレビ塔、豊平川に加えて、HOKUBU記念美術館が中心に描かれているところもいい。
ドローイングマン「線の事変」:前日に行われたドローイングライブで完成した作品だろうか。独特の線がびっしりと書き込まれていて、もしかするとこの世界は、全く想像もしたことのないものから出来ているのではないかと思わせる作品だ。また、「写楽」という文字が画中に登場し、それも複雑な線で形作られている。実は「写楽」という字は、本当は120画くらいなのではないかと、妙な妄想をしてしまいそうだ。
続いて「対展II」から。
佐々木仁美「創造と破壊」:写真の前の立体作品がいい。緑色の金属で作られた楕円体で、中には炭のようなものが詰め込まれている。内外の対比がとても面白い。
※追記
2/4に琴似パトス「winter scene from west~美風西来~」に行ってきた。伊藤也寸志の西方面写真群(琴似などが題材)は地元だけあって、非常にうれしいものだった。
■市民ギャラリー「道展U21」。
前田有優香「ヒロインI」:少女漫画をうまく絵画ジャンルに取り込んだ作品(と、言えるか…)。
野田頭佳奈「潜む」:展示台の上に載っているので、結果的に全く潜んでいないのだが、木の皮で形作られている熊だろうか。
木村このか「漂う」:青系の色彩だけで描き出された女子高生。かなり上手い。
加藤大幹「漣(さざなみ)」:蓮の葉と花のリアル系絵画。やはりこういうのもあっていい。
大久保寧「本音」:若い人の画には欲しい、悩む人物系。
斎藤和奏「閑散」:建物の中庭をコンパクトに切り取った、閉鎖空間の画。以前、高校の展覧会で見たときは、たばこの吸い殻を描いていて、これって必要なのかなあ…、と思っていたのだが、今回はそれが無くなっていた。
佐野肇彦「轟一刻(とどろくひととき)」:小さな五角形の段ボールで形を作った狼か。なかなか良くできた作品だ。
中野志保「『いってらっしゃい』」:女子学生が自宅から外に出る瞬間。外の白い光がまぶしい。
下山将太「warmth」:まぶしい日差しに照らされた川と河岸の石。石の上にはキャラメルが置いてあり、いまにも溶け始めそうだ。
小林雅樹「シャボン玉」:緑色のシャボン液とそこに浮かぶ瓶。色彩が好みである。
澤田雄斗「眼下の先にあるもの」:肌色のサイコロの目は人間の目になっている。よくある感もあるが、実現するとかなり不気味。
■時計台ギャラリー「道都大学美術学部 選抜展2016」。
中村ひとみ「小樽の夕暮れ」:リアル人物画数多く出品される中で、私はこの作品が一番良かった。人物の表情が前向きなところが良かったのか。
■ARTスペース201「群青」。複数の展覧会が開催される中、「元気展」から。
小西まさゆき「ASAHIMACHI」:札幌市の旭町周辺を描いた、風景画。といってもかなりデザイン化されたような作品。テレビ塔、豊平川に加えて、HOKUBU記念美術館が中心に描かれているところもいい。
ドローイングマン「線の事変」:前日に行われたドローイングライブで完成した作品だろうか。独特の線がびっしりと書き込まれていて、もしかするとこの世界は、全く想像もしたことのないものから出来ているのではないかと思わせる作品だ。また、「写楽」という文字が画中に登場し、それも複雑な線で形作られている。実は「写楽」という字は、本当は120画くらいなのではないかと、妙な妄想をしてしまいそうだ。
続いて「対展II」から。
佐々木仁美「創造と破壊」:写真の前の立体作品がいい。緑色の金属で作られた楕円体で、中には炭のようなものが詰め込まれている。内外の対比がとても面白い。
※追記
2/4に琴似パトス「winter scene from west~美風西来~」に行ってきた。伊藤也寸志の西方面写真群(琴似などが題材)は地元だけあって、非常にうれしいものだった。