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20161119ギャラリー巡り

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本日は資料館→コンチネンタル→富士フイルム→大通→時計台→道新→NHK→アートスペース和→犬養→市民→クラーク→HUG→紀伊国屋→センチュリー→大丸→三越→さいとう→ivory→北海道画廊の19か所。歩きが多く、かなり疲れる。

■コンチネンタルギャラリー「WAVE NOW 2016」。いい作品がひっそりとした会場に飾ってある。落ち着くな。

■時計台ギャラリー「山下かさね水彩展」。リアリズムという感じでもないのだが、描き込みの細かさと線のしなやかさが両立する不思議な作家の展覧会。水彩画でありつつ、マンガや浮世絵の風味も入っていると思う。この方の2年に一度の展覧会を楽しみにしていたのだが、時計台ギャラリー閉廊後は果たしてどうするのであろう。「ぜひ個展を続けてください」と熱いメッセージを残してみたものの…。

そういえばと思い、市役所前の庭園に立ち寄ってみた。以前、食堂から見た時に彫刻作品らしきものが置いてあったからである。庭園に降りると、確かに彫刻作品はあるものの、作者名・作品名などの掲示は全くされていない。ネットで検索しても出てこないから、完全に忘れ去られた作品なのかもしれない。札幌市ももう少し何とかしろよ、と言いたくなる。

 

今日は土曜日のため食堂は休み。



庭を見ていると定期的なものか、私を怪しげに思ってか、警備員が見回りにやってきた。

 

特に私に声をかけるでもないのだが、何となく気まずくなって庭園をでた。

 

「ご自由にご散策ください」と書いてあるのだが。

■NHKギャラリー「斎藤誠・水彩画展「道端の輝き」」。素直に上手い身近な風景画。

この時、気温は14.5度。場合によっては少し暑く感じる。



■まるひこアートスペース和「阿部典英・下沢敏也・西田暘二 三人展」。「地下鉄東豊線学園前駅2番出口すぐ」としか情報がないので、果たしてギャラリーを発見できるか心配だったが、何のことはない、出口を出てすぐ左手の大きなビルがその場所であった。

 

1階のロビーに三人の作品が展示されており、人の気配は全くなし。芳名帳を見ると、毎日数名の名前が記されているようだ。今回はオープン記念特別展ということだが、今後どのような展示がされていくのか見守りたい。

豊平川を渡り、大通に戻ってきた。



■クラークギャラリー+SHIFT「齋藤周展「合図」」。
「視界」:基本的には色彩画家と思える人だが、この作品だけ形がやけにシャープだ。
「土台」:これはカラフルな物体の集まり。可愛さきわまる感じ。
「雪の降った日」:どこにも無いような景色は、久野志野の作品にも似たところがある。

■HUG「油展」。なかなかの展覧会なのだが、ちょうど美術に関するトーク会を開催しており、展示が半分しか見られなかった。
山崎麻乃「魚」:ブドウつぶのような、ガラスのような物体で形成された魚の画である。この人の作品は小品ばかりだったが、目を引く。

■センチュリーロイヤルホテル「ロビー展「北海道の名付け親 松浦武四郎」」。
「北海道国郡検討図」:十勝毎日新聞社所蔵の地図(レプリカ)。松浦武四郎が北海道の国名、郡名と境界を決めるために使った作業用地図ではないかと言われているようだ。

石狩地方、根室方面と北方領土。

 

奥尻島、渡島大島と小島。



宗谷岬方面、利尻島、礼文島、天売島、焼尻島あたり。



■さいとうギャラリー「金沢一彦遺作展」。
「遠い国」:モノトーンの大きな縦長構図で、水墨画を思わせる。
「街道」:メルヘン調の中にも、まさに人生そのものという感じを醸し出している。

夕食を食べたビルで鹿のはく製(か?)を発見した。


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