春の東京（２）朝食と仕事

ホテルには無料朝食がついていた。このホテルには以前も止まったことがあり、その時と全く同じ内容だったと思う。ロールパンとソーセージパイ、味付き玉子、オレンジジュース、ビーフコンソメと、まあこれで十分なのだろう。



食後にコーヒーを飲んで、サービスの新聞を部屋で読んで時間調整をする。今日の目的地があまり早く開くわけではないのだ。

通勤のピークも落ち着いたであろう頃に、移動開始。ＪＲ蒲田駅からの出発となるが、今日の東京はかなり肌寒い。蒲田から大井町、そこでりんかい線に乗り換えて、国際展示場駅へ向かう。

そう、初めての東京ビックサイト行きなのである。



今日は基調講演が午前・午後にそれぞれ２時間づつあるので、それを聞くのが主目的だ。しかし、ビックサイトの内部構造が良く分かっていないため、あちらこちらと右往左往して、かなり疲れた。



基調講演も２時間のあいだメモ取りっぱなしなのだから、それなりに大変だ。昼食はというと、レストランは相当な数あったが、行列を見ただけで気持ちがついていかない。結果、コンビニで買ったもので適当に済ませることにしたが、コンビニでも10分並ぶという状況であった。



午後になると、外国人の講師（１人はフランス訛りの英語、１人はドイツ訛りの英語だったと思う）の話を同時通訳で聞くので、疲労と共に、集中力が維持しづらくなってくる。何とか講演が終わったときは、ふらふらになっていた。

さて、東京ビックサイト、こういうところには一般的には美術作品があるのだが、ほとんど見かけなかったのは前年。建物がでかいので、待ち合わせコーナー「緑球」というのがあった。



夕方になり、りんかい線で大井町まで戻り、そこから神田に移動する。