大阪に行くことを決めた時に、一番、興味を引く展覧会はこの「西大寺展」だった。まあ「バベルの塔展」は東京で行く可能性もあったからということもあるのだが。さて、どんなものが出品されているのだろうか。
■あべのハルカス美術館「奈良西大寺展 叡尊と一門の名宝」。
「塔本四仏坐像 阿閦如来、宝生如来、阿弥陀如来、釈迦如来」:いきなり会場入り口から奈良時代の4如来が登場。仏像好きにはたまらない。重文。
善春「興正菩薩坐像」:量感のある人物像。衣が左右に幅広く広がっているのと、垂れた眉毛が特徴的。国宝。
善円「愛染明王坐像」:私は一度西大寺に行ったことがあるのだが、この仏像は秘仏のため見ることができなかったのだ。それにここでご対面とあって、実に嬉しい。ほんのりと赤く、柔らかい肩から腕にかけての線がいい。
「毘沙門天立像」:手に持った槍の柄を、足元の邪鬼の口にぶっ立てるという、荒々しい毘沙門天だ。
湛海、院達「木造不動明王及び脇侍像のうち矜羯羅童子立像・制咤迦童子立像」:純真な矜羯羅童子とふてぶてしい制咤迦童子のキャラが立っている。
湛海「五大明王像(厨子入)」:コンパクトに持ち運びできそうな五大明王。ちょっと欲しい。
今日この時点で展示されているのが、国宝6点、重文27点という大変立派な展覧会だった。何よりも愛染明王を拝見できたのが良かった。
記念撮影コーナーでは、獅子の背中に座る体で、文殊菩薩になることができる。
さて、あべのハルカス最上階の展望台に行こうとすると1500円かかるのだが、美術館のある16階にも展望休憩所がある。
そこから見る眺めはこんな感じ。大阪は思ったよりビルがあるし、大都会だな。
■あべのハルカス美術館「奈良西大寺展 叡尊と一門の名宝」。
「塔本四仏坐像 阿閦如来、宝生如来、阿弥陀如来、釈迦如来」:いきなり会場入り口から奈良時代の4如来が登場。仏像好きにはたまらない。重文。
善春「興正菩薩坐像」:量感のある人物像。衣が左右に幅広く広がっているのと、垂れた眉毛が特徴的。国宝。
善円「愛染明王坐像」:私は一度西大寺に行ったことがあるのだが、この仏像は秘仏のため見ることができなかったのだ。それにここでご対面とあって、実に嬉しい。ほんのりと赤く、柔らかい肩から腕にかけての線がいい。
「毘沙門天立像」:手に持った槍の柄を、足元の邪鬼の口にぶっ立てるという、荒々しい毘沙門天だ。
湛海、院達「木造不動明王及び脇侍像のうち矜羯羅童子立像・制咤迦童子立像」:純真な矜羯羅童子とふてぶてしい制咤迦童子のキャラが立っている。
湛海「五大明王像(厨子入)」:コンパクトに持ち運びできそうな五大明王。ちょっと欲しい。
今日この時点で展示されているのが、国宝6点、重文27点という大変立派な展覧会だった。何よりも愛染明王を拝見できたのが良かった。
記念撮影コーナーでは、獅子の背中に座る体で、文殊菩薩になることができる。
さて、あべのハルカス最上階の展望台に行こうとすると1500円かかるのだが、美術館のある16階にも展望休憩所がある。
そこから見る眺めはこんな感じ。大阪は思ったよりビルがあるし、大都会だな。