本日はさっぽろテレビ塔→らいらっく→富士フイルム→大通→グランビスタ→チカホ→STV時計台ビル→STV北2条ビル→北大→紀伊国屋→大丸→エッセ→和→HOKUBU→犬養→市民→クラークの17カ所。
■グランビスタギャラリー「鎌田順也のデザイン「日常生活と美」」。JRタワープラニスホールアートプラネッツの宣伝デザインをしていた人。映像が流れていた「松尾ジンギスカン60周年記念TV-CM」が面白かった。春・夏・秋・冬の4バージョンあるとは知らなかった。
■地下歩行空間「南区学生まちナカアート展 in チ・カ・ホ「ミニ芸森がやってきた!」」。チカホでは「音の風景」という展覧会が始まっているはずなのだが、どうやら展示設営中の模様であった。その代りに芸森の紹介展がやっていた。こういう施設は行く人と行かない人の極端に分かれるような気がするので、ぜひ、普段足を運ばない人に届くような展示にしてほしいと思う。本当に天気が良い時の芸森(屋外美術館)は最高に素晴らしいのだ。
■STV時計台ビル、STV北2条ビル「札幌大谷大学メディアアートコース作品展」。
宮嶋風花「札幌の現在」:作者の友人のポートレートと紹介を作品にしたもの。3人の友人が取り上げられているが、一人は「ネットに詳しく」、もう一人は「昔からダンスをしており」、もう一人は「ファイターズガールの経験あり」とのこと。オジサンの若い頃とは時代が違うね。
旧ギャラリーたぴおの場所には、クラフトAgerが開店。クラフトにあまり興味がないため、スルー。
大同ビルはいよいよ全店舗が移転し、閉鎖になるようだ。
北海道大学の札幌国際芸術祭展示は別項で。
■大丸画廊「居島春生 洋画展」。素晴らしく上手いテンペラ画。自然の流れや揺れ動きが見事に表現された風景画。
■まるひこアートスペース和「SPACE & WAVE4人展 時の記憶」。会社のロビーとはいえ、続けて本格的な展示をしてくれているのはなかなか素晴らしいことだと思う。
■HOKUBU記念絵画館「増田常徳 戦いとしてのルポルタージュ」。
「炭抗夫たち」:いい仕事をしたという顔の炭坑夫ではなく、ガスマスクをかけ、ガス室にでも赴くかのような男たち。断絶感がある。
「精霊の大地(侵された北の森)」:そもそもこの地は誰のものであったか? いや、人間のものと言えるのだろうか。
「黒い海(3.11津波)」:夜の海に向かい、こちらには背中を向けて横たわる女性。拒絶感だけが伝わってくる。
「墓標(3.11防潮堤)」:青い海に向かって立つ防潮堤。10メートルという印が入っている。もっと高ければ津波を防げたのか? いやそうではない。高さも幅も人間の考えることには限界があるのだ。
久しぶりのオープンとなった絵画館だが、1階にも展示スペースができているなど(展示は大きな絵画2点)、レイアウト変更がされた模様。また以前は館の方にコーヒーを出していただいていたが、それも1階にセルフ喫茶コーナーができていた。お菓子を一つ、エスプレッソを頂いた。
■ギャラリー犬養「剥離する日々」。
「籠」:押入れのスペースに展示された3人の合作。奥の写真には下を向く女性が写っているが、その前で金属の小物体が励ましの声を上げるかのようにそれぞれの形で立っている。何となく面白いのだ。
豊平川を久しぶりに渡る。
■市民ギャラリー「第62回新北海道美術協会展」。疲れてきて挫折しそうになったが、何とか行くことができた。
丸藤真智子「白いホダの洞」:ある種の民話やシンボルを思わせる味わいが出てきた。
後藤和司「river2017」:白い世界の中、緑のライン。川というよりも海のようにも見える。
数田修「水音」:池から竜巻が上がっているのだろうか。木々を巻き込んで森を破壊するばかりの勢いだ。
故郷II「制服-感情的妄想」:ファストフード店員、宅配の人、警備員と制服を着た3人。インスタレーションの裏に回ってみれば、お盆をひっくり返したり、現金をぶちまけたり、妄想が巻き起こっている。まあ、もう少し突飛な妄想の方が面白いかもしれないな。
■クラークギャラリー+SHIFT「ROBBONESIA MURMUR」。リボンを使った展示。布ものにあまり興味のない私だが、それでも綺麗だと思う。
「Untitled(Rhinoid)」
↓
「Clouds Gathering」「Sea Moon」
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■グランビスタギャラリー「鎌田順也のデザイン「日常生活と美」」。JRタワープラニスホールアートプラネッツの宣伝デザインをしていた人。映像が流れていた「松尾ジンギスカン60周年記念TV-CM」が面白かった。春・夏・秋・冬の4バージョンあるとは知らなかった。
■地下歩行空間「南区学生まちナカアート展 in チ・カ・ホ「ミニ芸森がやってきた!」」。チカホでは「音の風景」という展覧会が始まっているはずなのだが、どうやら展示設営中の模様であった。その代りに芸森の紹介展がやっていた。こういう施設は行く人と行かない人の極端に分かれるような気がするので、ぜひ、普段足を運ばない人に届くような展示にしてほしいと思う。本当に天気が良い時の芸森(屋外美術館)は最高に素晴らしいのだ。
■STV時計台ビル、STV北2条ビル「札幌大谷大学メディアアートコース作品展」。
宮嶋風花「札幌の現在」:作者の友人のポートレートと紹介を作品にしたもの。3人の友人が取り上げられているが、一人は「ネットに詳しく」、もう一人は「昔からダンスをしており」、もう一人は「ファイターズガールの経験あり」とのこと。オジサンの若い頃とは時代が違うね。
旧ギャラリーたぴおの場所には、クラフトAgerが開店。クラフトにあまり興味がないため、スルー。
大同ビルはいよいよ全店舗が移転し、閉鎖になるようだ。
北海道大学の札幌国際芸術祭展示は別項で。
■大丸画廊「居島春生 洋画展」。素晴らしく上手いテンペラ画。自然の流れや揺れ動きが見事に表現された風景画。
■まるひこアートスペース和「SPACE & WAVE4人展 時の記憶」。会社のロビーとはいえ、続けて本格的な展示をしてくれているのはなかなか素晴らしいことだと思う。
■HOKUBU記念絵画館「増田常徳 戦いとしてのルポルタージュ」。
「炭抗夫たち」:いい仕事をしたという顔の炭坑夫ではなく、ガスマスクをかけ、ガス室にでも赴くかのような男たち。断絶感がある。
「精霊の大地(侵された北の森)」:そもそもこの地は誰のものであったか? いや、人間のものと言えるのだろうか。
「黒い海(3.11津波)」:夜の海に向かい、こちらには背中を向けて横たわる女性。拒絶感だけが伝わってくる。
「墓標(3.11防潮堤)」:青い海に向かって立つ防潮堤。10メートルという印が入っている。もっと高ければ津波を防げたのか? いやそうではない。高さも幅も人間の考えることには限界があるのだ。
久しぶりのオープンとなった絵画館だが、1階にも展示スペースができているなど(展示は大きな絵画2点)、レイアウト変更がされた模様。また以前は館の方にコーヒーを出していただいていたが、それも1階にセルフ喫茶コーナーができていた。お菓子を一つ、エスプレッソを頂いた。
■ギャラリー犬養「剥離する日々」。
「籠」:押入れのスペースに展示された3人の合作。奥の写真には下を向く女性が写っているが、その前で金属の小物体が励ましの声を上げるかのようにそれぞれの形で立っている。何となく面白いのだ。
豊平川を久しぶりに渡る。
■市民ギャラリー「第62回新北海道美術協会展」。疲れてきて挫折しそうになったが、何とか行くことができた。
丸藤真智子「白いホダの洞」:ある種の民話やシンボルを思わせる味わいが出てきた。
後藤和司「river2017」:白い世界の中、緑のライン。川というよりも海のようにも見える。
数田修「水音」:池から竜巻が上がっているのだろうか。木々を巻き込んで森を破壊するばかりの勢いだ。
故郷II「制服-感情的妄想」:ファストフード店員、宅配の人、警備員と制服を着た3人。インスタレーションの裏に回ってみれば、お盆をひっくり返したり、現金をぶちまけたり、妄想が巻き起こっている。まあ、もう少し突飛な妄想の方が面白いかもしれないな。
■クラークギャラリー+SHIFT「ROBBONESIA MURMUR」。リボンを使った展示。布ものにあまり興味のない私だが、それでも綺麗だと思う。
「Untitled(Rhinoid)」
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「Clouds Gathering」「Sea Moon」
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