本日はJR琴似駅から岩見沢に向けて出発。土曜日(祝日)なので、一日散歩きっぷを使おうと思ったら、なんとあれは11月5日で今年の利用終了なのだ。まったく、JR北海道よ、何とかしてくれよ。君たちは冬の間、人を散歩させない気なのか。
とりあえず、琴似から約1時間で岩見沢へ。
岩見沢の駅前はかなり寒々しい。さらに駅にあったパン屋さんも閉店している。
商店街を歩くと、それなりに店はある。
「六本木」という店名も何だかだが(人名?)、「六文銭」というのも怖いねえ。
目的地は当然ここ。
■岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館「目に触れる 小林麻美展」。約10年に渡る作品を展示した展覧会。
「待合室-きのうのわたしとすれ違う-」:白いキューブで出来たような部屋の中、椅子に座る女性。世界の縁から青い模様が侵入してくる。
「網目の景色-重なる3つのフレーム-」:ドットでフレームを描いているが、具象というよりは抽象。絵画の原点に回帰しているかのようだ。
以上の2作は2017年の作品だが、昔に比べると抽象度が高まっているような気がする。これはどちらが良いと簡単に言えるものではないが、昔の夢の中のドキッとした瞬間を切り取ったような作品が好きだ。
作品全体を通して、懐かしさと不安感、夢で見るような強い映像と実際の人間の不在感や記憶のあいまいさなど、様々な、時に相反する印象を受ける気がした。人間の認識・認知に踏み込んだ画を描く作者に今後も期待である。
松島正幸の作品も少しあり、それも眺めてから駅方面に戻る。朝、開いたばかりなので展示室の気温は10度前後。寒い。
とりあえず、琴似から約1時間で岩見沢へ。
岩見沢の駅前はかなり寒々しい。さらに駅にあったパン屋さんも閉店している。
商店街を歩くと、それなりに店はある。
「六本木」という店名も何だかだが(人名?)、「六文銭」というのも怖いねえ。
目的地は当然ここ。
■岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館「目に触れる 小林麻美展」。約10年に渡る作品を展示した展覧会。
「待合室-きのうのわたしとすれ違う-」:白いキューブで出来たような部屋の中、椅子に座る女性。世界の縁から青い模様が侵入してくる。
「網目の景色-重なる3つのフレーム-」:ドットでフレームを描いているが、具象というよりは抽象。絵画の原点に回帰しているかのようだ。
以上の2作は2017年の作品だが、昔に比べると抽象度が高まっているような気がする。これはどちらが良いと簡単に言えるものではないが、昔の夢の中のドキッとした瞬間を切り取ったような作品が好きだ。
作品全体を通して、懐かしさと不安感、夢で見るような強い映像と実際の人間の不在感や記憶のあいまいさなど、様々な、時に相反する印象を受ける気がした。人間の認識・認知に踏み込んだ画を描く作者に今後も期待である。
松島正幸の作品も少しあり、それも眺めてから駅方面に戻る。朝、開いたばかりなので展示室の気温は10度前後。寒い。