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20180407ギャラリー巡り

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本日は創→三越→さいとう→スカイホール→らいらっく→富士フイルム→kitakara→大通→道新→大丸→近美の11か所。

■ギャラリー創「浅井憲一展 美しい影」。鉄の棒状のもので形作った「馬」の展覧会。一番大きなものは首と足先が無く、馬の胴体部分のみの造形である。宙につるされているため、ずっと回転しているのが気になった。正位置はどちら向きなのだろう。

■らいらっく・ぎゃらりい「久藤エリコ 切り絵作品展 ゆらぎ」。切り絵のパーツを壁から浮かせるように配置した作品が気になる。展示室の照明を消して、作品を下方から照らすと、切り絵の黒・影のグレー・壁の白の取り合わせが非常に面白い。また、別の作品ではブルーのペンライトを当てることにより、また違った印象を引き出していた。切り絵のみならず、影絵やモビールといった要素を取り入れたものと言った所だろうか。

■北海道立近代美術館「第85回記念独立店北海道展」。
福田高治「あの日の風2017B」:赤から緑へと色彩を使い、壊れ行く金属部品のようなものを描いた作品。
輪島進一「印象PMF」:動きと音、今回も見事に仕上げてきた。
池末満「川の底」:周りを歩く人もいない、ただ流れる川を写実的に描いた大作。こういうの好きなんです。

岡田忠明「淤能碁呂-1791」:画面の下から黒、薄茶、クリーム色(の空?)の三層を描いた、静けさの感じられる作品。
奥谷博「白日夢」:虚ろな目の女性と渦潮。不思議な取り合わせが成功している。
高松和樹「もう疲れました。の図」:白と紫のグラデーションで、3人のメイドさんらしき人物を描いた作品。面白い。

橋本大輔「木漏れ日」:崩れる倉庫だろうか、そこに木漏れ日が差している、リアリズム作品。
井上達也「勢超」:ものが弾け、その中から生々しい芽が出てくるかのような作品。
中原未央「How-box(M」:箱の中につるされたパッションフルーツだろうか。妙に生々しい果物である。

そういえば、大通美術館の入っている大五ビルに、こんな作品が展示されているのに初めて気がついた。



C&J.Borie作「孔雀」、1928年のステンドグラス作品らしい。

近代美術館に行った後、自宅用の酒を買って帰宅。

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