タイ古式マッサージ

大人になったので（年齢的にはずいぶん昔に）、ここ何年か新たなことを体験しようとしているのだが、今年は本格的なマッサージに行ってみることにした。去年はゴールデンウィークからずれた日に、札幌市内に宿泊するという冒険（？）にでてみたが、今年は日程が今一つ合わないのだ。

適当にネットで検索したところ、すすきのの北側にあるタイ古式マッサージの店が良かろうと思えたので、予約の電話を入れて見た。平日ということもあってか、当日予約でも大丈夫だった。

ギャラリー、本屋巡りなどをしてから、予約時間になり店へと向かう。店に入り、初めてということもあり、アンケートと問診のようなことをされる。「なぜタイ式マッサージを？」と聞かれたのだが、どうにもうまく答えられないなあ。まさか「大人になって金もあるので、体験したいと思って適当に来ました」とも言いづらいしなあ。

ま、それはさておき、足の温浴（ハーブソルト入り）からスタート。これはマッサージ時間とは別枠のサービスなのだそうだ。肩にも温かい何かを置いてくれるのだが、香ばしいいい匂いがする。聞くと、小豆を温めたものなのだそう。これはちょっとイイかも。

その後、マッサージに。全体的には体の部分毎に圧力をかけていくのとストレッチの組み合わせのように思える。ただ、初めてなので様子を見ながら加減したと言っていたから、タイ古式マッサージの真髄とまでは行っていないのかもしれない。いずれにせよ、穏やかな気持ちで眠る直前まで行ったことは間違いない。

体をバキバキされたり、痛かったりは全くしないマッサージであった。私はストレッチの時、苦しい時もあったが、それは体が硬いせいである。なお、翌日の目ざめはかなり良かったが、現在パソコンに向かっているため肩こりの兆候が出はじめている。少し体を動かしながらパソコン操作にせよ、読書にせよした方が良いのは分かっているのだが。