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一日散歩の日(1)岩見沢

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本日は一日散歩切符を購入して、琴似駅をスタート。9:00発の岩見沢行きに乗る。



琴似・札幌間は若干混雑していたものの、その後は空席が多く(2人がけの席に1人いるかどうか)、読書をしながら岩見沢へ。



岩見沢駅前は見渡す限り広い。何とも殺風景だ。そして駅構内のKIOSKは5月25日に閉店し、その後、セブンイレブンに変わるらしい。岩見沢銘菓を売っていたので、帰りがけに購入した。何を買おうが、いまさらだろうが。

 

駅前通りをまっすぐ進み、振り返ると駅とその前に大きな木がある。木はシンボルとしていい感じ。



途中の講演で発見した、山田吉泰「母と子」。



こちらはパチンコ屋さんの自由の女神だ。



鈴木吾郎「1979年国際児童年記念像」。スカートが短すぎて、サザエさんに出てくるワカメちゃんのようだ。



良く分からないが「空知青年修練之碑」。



「国営かんがい排水事業空知中央地区 完工記念」。事業費は1360億円で約27,000haに受益効果があったそうだ。



さらに「国営総合かんがい排水事業美唄地区竣工記念碑」。なぜ美唄地区の竣工記念が岩見沢市にあるのだろう。



もう一つ、良く分からない記念碑(字を読むのが面倒だった…)。昔って、カネ使い過ぎだよね。



そして、松島正幸記念館・岩見沢市絵画ホールに到着。



■松島正幸記念館「常設展」。前回来館の時には気がつかなかったが、写真撮影可能と明示されていた。



■岩見沢市絵画ホール「佐藤武展-予感-」。1983年~1998年にかけての作品展覧会だ。初期作品はキリコを思わせる極端な遠近法が見られ、何とも不安感をかき立てる。またどこからともなくやってくる光線により、建物が破壊されているものが多い。それ以降はどちらかというと、破壊から永遠性が案じられる表現へと変化しているように思う。昔の作品をまとめて拝見できて、非常に良かった。



その後、昼食をはさんで(別項)、こちらへ。

■そらち炭坑の記憶マネジメントセンター「ポスター展」。このセンターに入るのも実は初めて。奥の方の部屋で砂川小学校の総合学習で行われた、「空知地域の旧炭鉱施設とその文化」を伝える展示が開催されていた。主なテーマは以下に集約されているようだった。

・赤平の「がんがん鍋」
・空知地方の石炭露天掘り
・石炭をやすりで削り、その後磨いて作る石炭アート
・赤平のズリ山、777段の階段

 

最後に駅に戻り、こちらへ。

■津田光太郎「観覧席が見ている」。割とコチャコチャと細かい描きこみの油彩画。少々謎めいたテーマで面白い。


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