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20180728ギャラリー巡り

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本日は文学館→創→三越→SONY→さいとう→スカイホール→らいらっく→富士フイルム→大通→道新→大丸の11か所。

■北海道文学館「特別展 戦没画学生慰霊美術館「無言館」展」。資料展示も多いが、まずまず絵画展と言っても良いか。
宮地英郎「風景」:端正な家を描いた、ちゃんとした風景画。その風景の中で、歪んだ三輪車が特徴的で面白い。
芳賀準録「自画像」:東京美術学校に入った人も大勢いたわけで、そんなとこからこういう「オレオレ自画像」もある。
大竹武雄「菊」:これは相当なデッサン力だと思う。

ほぼすべての人が20代から30代で死んでいるわけで、それだけでも戦争の不毛を思うよね。若い人には分からないかもしれないけど、30代以降の人生もそれなりにいろいろなことがあって、生きていることの意味はあるので、決して死に急いではいかんのだ。と言っても、戦没学生は本人たちが死に急いだせいではなく、当時の政府の無策(もう少し保険を掛ける外交はできたはずだ)のせいではあるのだが。

当ブログでは意図的に仕事の話や政治・経済などの話は避けている。しかし「この道しかない」などと、過去の人間の成し遂げてきたことや、辛く厳しい現実を見ることなく、自らの言葉に酔うことしかできない無能な政治家が総理大臣をやり、それにへつらうだけの無能な人材が形成する政府・行政トップ層を見ると、さすがに「これはおかしいだろう」と言わずにはおれない。

また、実際にどのような不正、欺瞞行為が行われているのかも知らずに「何となく」最大政党に投票する人間も同じそしりを免れまい。ましてや、自らの不満を持って、いわゆる弱者を叩き、強者である総理・政権党のエクストリーム擁護をするような人間は、人類の歴史を読み返して恥じるが良い。



中島公園内は木による日陰もあるが、それでもなかなか暑い。



中島公園を西に抜けようと思ったら、思いがけないものが目に入った。ん? 天文台が公開中なのか?



いつもやっているのかどうか分からないと思っていた天文台が、珍しく開いていた。中に入ってみると、太陽観測ができるようだ。しかし、中にいたオジサンの話を聞くと「昨年からほぼ黒点はない」とのこと。黒点が無い太陽は、単なる円なので、今一つ見どころが無い。もう一つ別のフィルタをかけたもので見ると、太陽のプロミネンス(太陽の縁から上がる炎のようなもの)が見えるとのことだが、眼が悪いせいか、そんなに大きなプロミネンスが無いせいか、良く分からない。

とにかく、天文台の存在感が全くないので、今年から表に看板を出し、扉を開けて人を呼び込むようにしたとのこと。気が向いたら、入ってみるのも悪くないのではなかろうか。

 

■らいらっく・ぎゃらりい「大久保育美絵画展」。現代風美人画。

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