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Channel: 散歩日記X
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20180901ギャラリー巡り

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本日は大通→kitakara→富士フイルム→さいとう→HOKUBU→市民→大丸→三越→SONY→らいらっくの10か所。気力がわかない時は、無理しないことにした。



■HOKUBU記念絵画館「加藤八洲と瀧本友里子展」。
加藤八洲「夏の花」:イメージと違う、南国っぽい植物の版画が何点かあった。
加藤八洲「無題」:無題の作品は何点かあったが、目についたのは煙を上げる冬山の作品。彼は十回以上来道したそうで、そのイメージにはこちらの作品がピッタリくる。

瀧本友里子「Psychological」:カラフルで高密度、楽しい中にも異世界の雰囲気が漂う作品。卵の殻のような帽子をかぶり、眼まで隠して歩く人たちは、異世界の主人役なのか。それとも他に見えるトカゲのような生物のペットなのか。
瀧本友里子「Patient-X」:トカゲワールドで、巨大なトカゲの歯を治療する、トカゲの歯医者さん。それを見守るのもみなトカゲで、気がつけば待ちの看板は我々の世界の文字ではないのだ。こちらもカラフルで、サイズが大きい所がいい。一見の価値あり。

今回もコーヒーと茶菓子をごちそうになって、一休み。

■札幌市民ギャラリー「第63回新北海道美術協会展」。宇流奈未は出品していないのか…。
工藤悦子「環」:巨大な花びらのような形を描いていた作者だが、今回は中央に種のような形が見えるため、それは果実のようにも見える。
久藤エリコ「融解」:切り絵のインスタレーションとあって、異彩を放つ作品だ。
河口真哉「「Weight and lightness」」:まるでコンクリートブロックを配置したような、ざらざらした質感。ところが、会場にいたオジサン(関係者か?)がそれを押すと、簡単に動くほど軽いのだ。見た目の追求と実態のアンバランスさ。面白いかも。

楓月まなみ「煌綾」:和紙をゴワゴワにしたような感じの、青系統の配色。尾形香三夫の作品を思い起こさせるところがある。
永桶宏樹、永桶麻理佳「マネキン回転箱-モノとしての私、ヒトとしての貴方」:出品目録に描いていないので、正式出品作ではないのかも。3つのパーツの立方体に女性が描かれ、頭部・胴部・脚部がそれぞれ回転して着せ替え人形のようになるという作品。こういう遊びのある作品って、意外と新鮮かも。

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