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20130715ギャラリー巡り

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本日は芸術の森美術館→グランドホテル→時計台→たぴおの4か所。他にも見るべき展覧会はあったのだが、暑さに負けた。

■芸術の森美術館「ほっかいどう 大マンガ展」。すでにマンガから遠ざかってしまった自分に気がつく展覧会だ。多少なりとも思い入れを込めて読んだマンガは以下に挙げるくらいしかない。

寺沢武一「コブラ」:このアメコミ調の作品は斬新だった。
前川たけし「鉄拳チンミ」:正しく少年格闘マンガだ。
相原コージ「コージ苑」:ある種の先端を行く4コマ漫画であった。

島本和彦「炎の転校生」:力技がすがすがしい。
はた万次郎「ウッシーとの日々」:北海道寒冷地をリアルに描くマンガ。

その他に驚いたこと。
杉野昭夫「劇場版エースをねらえ!」:作画資料に登場人物設定が書いてあり、当たり前なのだが宗方仁27歳、竜崎麗香17歳、緑川蘭子17歳とあった。蘭子なんかどう見ても29歳で、ワインバーのオーナーだろ。
唐沢なをき「怪奇版画男」:版画でマンガを描いている。

それからふくしま政美、のむらしんぼ(私は「とどろけ一番」の大ファンだったのだが、「つるピカハゲ丸」の作者と同一人物だったのか!!)が北海道出身だったのも、少々驚いた。



そうそう、「キャンディキャンディ」は結構真剣に読んでた。テリィとステアが悲しくてねえ。



以下、若干の追記。

今回の展示はマンガの原画が大半なのであるが、どうも私は画よりも字の方を中心で見ているようである。一部の原画にはセリフの字が入っていないのだが、その瞬間にかなり見る気が失せるのである。

ところで、私はマンガを読むのが尋常じゃないくらい速い。今回もゆっくりであれば歩きながら全ての文字が読みとれるのだが、それでも一通りの展示を見終わるまでに1時間はかかってしまった。しかも他の人ははるかに遅い速度で見ているので、展示を見終わるには2時間はかかる覚悟をした方が良いのではないかと思う。

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