今日は蕎麦屋さんで一杯やりますか、ということですすきのの「A」へ。普段、昼に来るときはカウンター席に座るのだが、今日は空いているということもあり、座敷席へ。今日は暑さのせいか店の入口が開けられているが、外の少しざわめく感じが良い。
私は店の戸が開いているというのを必ずしも好まない。大きな通りに面しているとうるさいし、ほこりや排気ガスが入って来そうだ。また厨房の気温の都合で開け閉めされると、普通の席に座っている人からすると、温度感覚が合わないのだ。
この店は歩道からちょっとした階段があり、二重扉の空間があり、さらに店の奥まった所に座敷があるので、ちょうど良い距離感なのである。
さて、入口の話は置いておいて、まずはビールと板わさ、野菜天を注文だ。ビールに天ぷらを合わせる。野菜天と言いつつ、小ぶりながら海老とホタテの天ぷらも入っていたので、お得感が強い。好物のナス天がまたいい。
板わさは日本酒まで取っておくか。
つまみになる新漬けを頼もう。キャベツ、ワカメ、しめじと変わった材料に生姜の千切りが効いている。
次は酒にしよう。日本各地の酒を小瓶で用意しているので、そこから3本、山形の鯉川純米、三重の若戎純吟、広島のゴールド賀茂鶴大吟醸を選んでみた。
鯉川を飲みつつ(実は一番口に合った)、残しておいた板わさを食べる。厚みがあって、少し高級なかまぼこの味だ。さらにちょこっとつまみで、なめこおろし、ホタテ焼きを注文。ホタテ焼きは小さめのホタテを照焼きにし、海苔をあしらったもの。ちょっとづつ食べられるのが嬉しい。
酒も進んで最後の締めはやはり「もり」だ。量も程よく、歯ごたえ、つゆとのバランスも大変良かった。
腹一杯ですな。
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