20190604最近読んだ本

■「トクサツガガガ１６」丹羽庭
主人公の母親との趣味の戦いは、心の底から応援したい。それはさておき、吉田さんが実に可愛いのだ。

■「惑わない星４」石川雅之
謎めいている。

■「最初の接触」マレー・ラインスター他
伊藤典夫翻訳の宇宙SF傑作選。デーモン・ナイト「楽園への切符」が一番面白かったか。

■「巨神降臨　上下」シルヴァン・ヌーヴェル
１～３巻の振れ幅がすごい。３巻では壮大なストーリーを人間と家族の物語に引き戻してのエンド。まあ、これをどう見るか。

以下、図書館の３冊。
■「定年バカ」瀬古浩爾
定年後に必死に備えてどうするのか、という本。

■「正社員消滅」竹信三恵子
現在の政府は国民を分断して各個撃破する戦術に長けている。

■「「高齢者差別」この愚かな社会」和田秀樹
これも分断作戦の一つだ。所得の再分配を述べる際に「お金を持っている高齢者から、貧乏な若者へ」という言い方が良くあるが、そうではなくて「お金を持っている人から貧乏な人へ」で良いのではないかということ。高齢者と若者を分断し、敵対化させる必要はないということだ。