本日は出勤前にプラニス→JR ART-BOXの2か所。
■プラニスホール「JRタワー・アートプラネッツ2019 若きstorytellers 北の絵画のいま」。
舩岳紘行「肉を食べる」:手前で人が食べている動物の毛が、人間の髪質に近く見える。ある種の同族を食べるような表現か。
柏木健佑「画像」:数点の連作だが、空き地に男性用小便器がいくつか立っている不思議な作品が面白い。
津田光太郎「脚本のせいにはできない」:メカゴジラとゴジラの着ぐるみが死闘を繰り広げる。ゴジラの頭部は左右に割れ、中の人の凍り付いたような目が見える。もう、演技ではないのだ。
中村まり子「ふみ音」:悩みはないが、おそらく進化もない世界。
佐藤綾香「乱舞」:ザクロを描いた2連作。黄色の花を描いた「春」と共に、植物大作シリーズが生まれるのではないだろうか。
山崎麻乃「アマゾネス東方遠征」:カラフルでアラビアンな雰囲気。様々な種族や人々が詰め込まれた作品。
寺田朱里「冬季限定ごま塩ご飯」:丼の上に構成された小さな雪の街に、塩の融雪剤と黒ゴマのすべり止め砂がまかれている。静岡県出身の作者が北海道の雪の風物詩を解釈したもの。
クスミエリカ「断片化する現代装置」:2018年の作品では古めかしいメカと人間の間につながりがあったのだが、2019年のこの作品ではすべてが破壊され、遠くに飛んで行ってしまうようだ。
千葉美香「浄化」:さらさらとした水の流れ。最近、水を思わせる作品としては佐々木ゆかのものがあるが、あちらは水というよりは粘性のある液体に見える。それとの違いがあるなあ。
今回のテーマは「物語性と絵画」ということで、果たしてそれがテーマ、すなわちディレクションであったかというと疑問が残るのだが、私好みの作品が非常に多く、見ごたえがあったと言える。ゆっくりもう一度行っても良いかな。
■JR ART-BOX「小里純子 みんなとちがって何がわるい」。多分、今の学校、世の中では同調圧力がとても強いのだろう。かなり無神経な私も、政治よりは論理が貴ばれる職場であっても、その気配を感じないわけではない。そんなときは、この異物感を思い出してみると良いかも。
さて、仕事に行く前に晩飯でも食べるとするか。
■プラニスホール「JRタワー・アートプラネッツ2019 若きstorytellers 北の絵画のいま」。
舩岳紘行「肉を食べる」:手前で人が食べている動物の毛が、人間の髪質に近く見える。ある種の同族を食べるような表現か。
柏木健佑「画像」:数点の連作だが、空き地に男性用小便器がいくつか立っている不思議な作品が面白い。
津田光太郎「脚本のせいにはできない」:メカゴジラとゴジラの着ぐるみが死闘を繰り広げる。ゴジラの頭部は左右に割れ、中の人の凍り付いたような目が見える。もう、演技ではないのだ。
中村まり子「ふみ音」:悩みはないが、おそらく進化もない世界。
佐藤綾香「乱舞」:ザクロを描いた2連作。黄色の花を描いた「春」と共に、植物大作シリーズが生まれるのではないだろうか。
山崎麻乃「アマゾネス東方遠征」:カラフルでアラビアンな雰囲気。様々な種族や人々が詰め込まれた作品。
寺田朱里「冬季限定ごま塩ご飯」:丼の上に構成された小さな雪の街に、塩の融雪剤と黒ゴマのすべり止め砂がまかれている。静岡県出身の作者が北海道の雪の風物詩を解釈したもの。
クスミエリカ「断片化する現代装置」:2018年の作品では古めかしいメカと人間の間につながりがあったのだが、2019年のこの作品ではすべてが破壊され、遠くに飛んで行ってしまうようだ。
千葉美香「浄化」:さらさらとした水の流れ。最近、水を思わせる作品としては佐々木ゆかのものがあるが、あちらは水というよりは粘性のある液体に見える。それとの違いがあるなあ。
今回のテーマは「物語性と絵画」ということで、果たしてそれがテーマ、すなわちディレクションであったかというと疑問が残るのだが、私好みの作品が非常に多く、見ごたえがあったと言える。ゆっくりもう一度行っても良いかな。
■JR ART-BOX「小里純子 みんなとちがって何がわるい」。多分、今の学校、世の中では同調圧力がとても強いのだろう。かなり無神経な私も、政治よりは論理が貴ばれる職場であっても、その気配を感じないわけではない。そんなときは、この異物感を思い出してみると良いかも。
さて、仕事に行く前に晩飯でも食べるとするか。