本日は資料館→教育文化会館→らいらっく→富士フイルム→大通→グランビスタ→道新→SCARTS→HOKUBU→JR ART-BOX→大丸→紀伊国屋→三越→さいとう→ARTスペース→アリアンスの16か所。頑張ったよ、私。
■教育文化会館「描くことは生きること、抵抗すること、心をつなぐこと」。ソヘイル・セレイムの風景画は色彩に特有のものがあって、なかなか良かった。しかし、政治的なメッセージが重い(実は私は良く知らないのだが…)。
■グランビスタギャラリー「GOZA -直線があやなす花ござ-」。アイヌ民族文化財団の所蔵する作品が展示されているようだ。布製品はよく見かけるが、「ござ」はあまり見たことがないような気がする。
■SCARTS「鈴木康広 雪の消息|残像の庭」。オープンスペースにも作品が展示されているが、SCARTS COURT、SCARTS STUDIOは入場料500円がかかる。ちょっと「おおっ!」と思ったが、ケチらないで拝見することにした。
まず1階のスペースには18mの大きさがあるという「空気の人」。目を引く作品だが、あまり興味を持って眺めている人、写真撮影をしている人がいない。「空気の人」だから、目に入らないのかも。
「まばたき証明写真」:証明写真の自動撮影機と同じ形をした作品。実際に瞬きを検出して写真を撮影するらしく、「あなたが目を閉じているあいだも、あなたが存在することを証明します」というコンセプトの作品らしい。しかし、私が行ったときはちょうど故障していて調整中とのことであった。まあ、私は写真に写るのがあまり好きではないので、やらかなったと思うが。
有料会場に入場する。
「氷の人」:最初はガラスかと思ったが、本当に氷でできている人物像が刻一刻と溶けていっている。その一体を撮影しようとした私の目の前で、人物像が溶けて壊れ落ちた。撮影は出来なかったが、ナイスタイミングだったかも。
「まばたきの葉」:2階オープンスペースで展示されていた作品。柱のような装置に木の葉を差し込むと、空気の圧力か何かで天辺から飛び出してくるという仕組み。葉っぱには開いた目と閉じた目が描かれている。
柱の天辺から木の葉が飛び出すと、くるくる回転して瞬きをするかのように落ちてくる。
空気の流れで動きが変わるので、変化があってなかなか見飽きないのだ。床に落ちたものは再び飛ばすことができる。
「遊具の透視法」:回転する球状のものに映像を投影したもの。記憶を再現する可能ような乱れた映像が効果的だ。
いや、一見の価値はあると思う。
■HOKUBU記念絵画館「影の静かな影響」。疲れてきたので、とりあえずコーヒー&甘いもの休憩。いつもありがとうございます。
小野隆夫「隠された危険な関係」:目の部分だけの黒いマスクと目を描いた作品。視線が気になる。
小野隆夫「失くしてしまった」:人型の板に人物を描いた作品。こちらも遠くを見ているような視線が気になる。
久藤エリコ「うたかた」:2階で展示されている久藤エリコ作品は撮影&SNS投稿が可能(ブログは厳密にはSNSではないとおもいますが、同義と解釈しました)。壁面から距離を取ることで影を浮き立たせ、なおかつ、一つながりであることや、平面であることにもこだわらないという作者のチャレンジを堪能できる。このくらいのスペースで展示してくれると、やはり楽しいものだ。
SCARTS、HOKUBU記念絵画館ともにもっとたくさんの作品が展示されているのだが、それをすべて写真で公開してしまっては味気ない。特徴的なものをいくつか紹介するにとどめているので、ぜひなるべく実際に見に行って欲しいものです(そもそも行けない人、申し訳ないが諦めて下さい)。
■JR ART-BOX「藤原千也 太陽のふね」。列車の発着場におかれた、木の舟。
■さいとうギャラリー「加藤宏子彫刻展」。紙質の彫刻の中に明かりを入れた作品が綺麗だった。
■ART-SPACE201「浅川茂展 遠い日々の心象V 1998-2019」。どこか香月泰男を思わせる色彩の抽象画が良かった。
■札幌アリアンスフランセーズ「モノクロ写真マニア 札幌展」。10人の写真家の作品ということで、好みは多少別れると思うが、水準は高いように思えた。
■教育文化会館「描くことは生きること、抵抗すること、心をつなぐこと」。ソヘイル・セレイムの風景画は色彩に特有のものがあって、なかなか良かった。しかし、政治的なメッセージが重い(実は私は良く知らないのだが…)。
■グランビスタギャラリー「GOZA -直線があやなす花ござ-」。アイヌ民族文化財団の所蔵する作品が展示されているようだ。布製品はよく見かけるが、「ござ」はあまり見たことがないような気がする。
■SCARTS「鈴木康広 雪の消息|残像の庭」。オープンスペースにも作品が展示されているが、SCARTS COURT、SCARTS STUDIOは入場料500円がかかる。ちょっと「おおっ!」と思ったが、ケチらないで拝見することにした。
まず1階のスペースには18mの大きさがあるという「空気の人」。目を引く作品だが、あまり興味を持って眺めている人、写真撮影をしている人がいない。「空気の人」だから、目に入らないのかも。
「まばたき証明写真」:証明写真の自動撮影機と同じ形をした作品。実際に瞬きを検出して写真を撮影するらしく、「あなたが目を閉じているあいだも、あなたが存在することを証明します」というコンセプトの作品らしい。しかし、私が行ったときはちょうど故障していて調整中とのことであった。まあ、私は写真に写るのがあまり好きではないので、やらかなったと思うが。
有料会場に入場する。
「氷の人」:最初はガラスかと思ったが、本当に氷でできている人物像が刻一刻と溶けていっている。その一体を撮影しようとした私の目の前で、人物像が溶けて壊れ落ちた。撮影は出来なかったが、ナイスタイミングだったかも。
「まばたきの葉」:2階オープンスペースで展示されていた作品。柱のような装置に木の葉を差し込むと、空気の圧力か何かで天辺から飛び出してくるという仕組み。葉っぱには開いた目と閉じた目が描かれている。
柱の天辺から木の葉が飛び出すと、くるくる回転して瞬きをするかのように落ちてくる。
空気の流れで動きが変わるので、変化があってなかなか見飽きないのだ。床に落ちたものは再び飛ばすことができる。
「遊具の透視法」:回転する球状のものに映像を投影したもの。記憶を再現する可能ような乱れた映像が効果的だ。
いや、一見の価値はあると思う。
■HOKUBU記念絵画館「影の静かな影響」。疲れてきたので、とりあえずコーヒー&甘いもの休憩。いつもありがとうございます。
小野隆夫「隠された危険な関係」:目の部分だけの黒いマスクと目を描いた作品。視線が気になる。
小野隆夫「失くしてしまった」:人型の板に人物を描いた作品。こちらも遠くを見ているような視線が気になる。
久藤エリコ「うたかた」:2階で展示されている久藤エリコ作品は撮影&SNS投稿が可能(ブログは厳密にはSNSではないとおもいますが、同義と解釈しました)。壁面から距離を取ることで影を浮き立たせ、なおかつ、一つながりであることや、平面であることにもこだわらないという作者のチャレンジを堪能できる。このくらいのスペースで展示してくれると、やはり楽しいものだ。
SCARTS、HOKUBU記念絵画館ともにもっとたくさんの作品が展示されているのだが、それをすべて写真で公開してしまっては味気ない。特徴的なものをいくつか紹介するにとどめているので、ぜひなるべく実際に見に行って欲しいものです(そもそも行けない人、申し訳ないが諦めて下さい)。
■JR ART-BOX「藤原千也 太陽のふね」。列車の発着場におかれた、木の舟。
■さいとうギャラリー「加藤宏子彫刻展」。紙質の彫刻の中に明かりを入れた作品が綺麗だった。
■ART-SPACE201「浅川茂展 遠い日々の心象V 1998-2019」。どこか香月泰男を思わせる色彩の抽象画が良かった。
■札幌アリアンスフランセーズ「モノクロ写真マニア 札幌展」。10人の写真家の作品ということで、好みは多少別れると思うが、水準は高いように思えた。