本日は資料館→コンチネンタル→北大総合博物館→エッセ→大丸→大同→たぴお→STV北2条→時計台→道新→大通→富士フイルム→new star→三越→さいとう→ivoryの16か所。雨のため郊外型のギャラリーはついパスしてしまった。
札幌市資料館では通常の貸し展示が再開。札幌国際芸術祭の名残も、ほとんど無い。
■北海道大学総合博物館「美術の北大展」。期待していた展覧会だが、絵画、版画を含め49点が出品。少々狭くて見づらい会場ではあるが、予想以上に充実した展覧会となった。
黒田清輝「橋口文蔵肖像画」:他の肖像画が背景を黒にした古典的ごってり感のあるものなのだが、黒田の肖像画は軽みがある。
中根孝治「渓谷」:力感あふれる強い線と色彩の面。渓谷の新鮮な色彩の生々しさがある。
中根孝治「金魚鉢のある静物」:私にとっては中根は今回の収穫だ。地味だが正確な物の形が気持ち良い。
日野謙夫「青い流れ」:左右に陸地、中央が青い海とも見えるが、抽象画のようでもある。
小川原脩「工学部校舎」:いたって端正な建物。
小川原脩「狩猟する男」:こちらはキュビスムの感あり、土俗的な力強い大作。
木田金次郎「海岸風景」:ダイナミックに断崖から海にかけてを描いた、木田らしい傑作。
松島正人「札幌の街」:教会を描いた、私の知らないロマンチシズム札幌である。
林竹次郎「農学部風景」:かなり意識的な遠近法と、木洩れ日のあたりに感じる印象派の要素。何か歴史の舞台になった場所のような、ドラマティック風景画だ。
これはぜひ見ておくべきだ。図録が千円なので即購入(図版はちょっと小さい模様)。
■STV北2条ビル「井桁雅臣 僕らの短い永遠」。ハッとする色彩、いろいろな形が見えてくる表現。いい展覧会だ。
ここでデジカメの調子が悪くなり、写真は無事だったが各種設定が全部吹っ飛ぶ。電源を入れるたびにフラッシュありモードになるのだが、これが厄介だ。どうやっても設定ができないので、家に帰ったらマニュアルを見てやることにしよう。
ギャラリー巡りの途中、断続的に雨脚が強くなる。ズボンがずぶぬれだ。
他にもコンチネンタルギャラリー「3mens crossroad{3者3様の光と影}」、ギャラリーエッセ「いと油油し」は見どころがあった。
ドニチカキップは値上げ後(520円)初購入。消費税の転嫁だから文句はないのだが、千円を出して購入すると、お釣りが480円。細かくて邪魔だ。
札幌市資料館では通常の貸し展示が再開。札幌国際芸術祭の名残も、ほとんど無い。
■北海道大学総合博物館「美術の北大展」。期待していた展覧会だが、絵画、版画を含め49点が出品。少々狭くて見づらい会場ではあるが、予想以上に充実した展覧会となった。
黒田清輝「橋口文蔵肖像画」:他の肖像画が背景を黒にした古典的ごってり感のあるものなのだが、黒田の肖像画は軽みがある。
中根孝治「渓谷」:力感あふれる強い線と色彩の面。渓谷の新鮮な色彩の生々しさがある。
中根孝治「金魚鉢のある静物」:私にとっては中根は今回の収穫だ。地味だが正確な物の形が気持ち良い。
日野謙夫「青い流れ」:左右に陸地、中央が青い海とも見えるが、抽象画のようでもある。
小川原脩「工学部校舎」:いたって端正な建物。
小川原脩「狩猟する男」:こちらはキュビスムの感あり、土俗的な力強い大作。
木田金次郎「海岸風景」:ダイナミックに断崖から海にかけてを描いた、木田らしい傑作。
松島正人「札幌の街」:教会を描いた、私の知らないロマンチシズム札幌である。
林竹次郎「農学部風景」:かなり意識的な遠近法と、木洩れ日のあたりに感じる印象派の要素。何か歴史の舞台になった場所のような、ドラマティック風景画だ。
これはぜひ見ておくべきだ。図録が千円なので即購入(図版はちょっと小さい模様)。
■STV北2条ビル「井桁雅臣 僕らの短い永遠」。ハッとする色彩、いろいろな形が見えてくる表現。いい展覧会だ。
ここでデジカメの調子が悪くなり、写真は無事だったが各種設定が全部吹っ飛ぶ。電源を入れるたびにフラッシュありモードになるのだが、これが厄介だ。どうやっても設定ができないので、家に帰ったらマニュアルを見てやることにしよう。
ギャラリー巡りの途中、断続的に雨脚が強くなる。ズボンがずぶぬれだ。
他にもコンチネンタルギャラリー「3mens crossroad{3者3様の光と影}」、ギャラリーエッセ「いと油油し」は見どころがあった。
ドニチカキップは値上げ後(520円)初購入。消費税の転嫁だから文句はないのだが、千円を出して購入すると、お釣りが480円。細かくて邪魔だ。