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後志巡り(9) 美術館文学館

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さて、市立小樽美術館に行き、まずは市民ギャラリーから。続いて1階から3階まで順番に回る。

■小樽美術館「中村善策コレクション名作選「信州」」。
「村の散歩道」:濃い青空に木々の緑を重ねる。また橋と道のカーブに木の枝がキューンと交差する、チャレンジ作品。

■小樽美術館「伊藤英二 木のおもちゃ展」。木のおもちゃは良いのだが、子供たちの遊技場が半分ある。子供たちは無邪気に遊んでいるのだが、「もしかして変質者」という目を母親たちに向けられるのも辛い。なるべく子供の方は見ずにそそくさと展示物を見た。

 



■小樽美術館「幻視者・一原有徳の世界5 ミニアチュールによる版のいろいろ」。
「金属のパイプLENほか」:パネルに入った18枚のミニ版画作品。パイプ上で表現された世界には、恐ろしく冷たく奥行きのある感じがする。
「有機質の波OUMほか」:丸い波のような形とパイプ、自由螺旋を描くパイプ。これらの小作品セットはいくらくらいするのかなあ? ちょっと欲しくなった私である。

小樽文学館の企画展はあまり興味を引かれないため(俳句展)、マンガを読みながらコーヒー休憩。「愛しのバットマン」を読んだが、これなかなか面白い。



これはもしかしてキャラクター版文学館館長さん?



旧手宮線沿いの店には、不思議な飾りがあった。

 

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