Quantcast
Channel: 散歩日記X
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4490

灼熱の東京(16) 蟹・蟹

$
0
0
さて、少し鎌倉の街を歩く。鳩サブレーの看板、そして鎌倉彫の店もあるようだ。鎌倉彫会館は入館料が必要だったので、パスしておいた。そんなに興味がないんだよね。

 

■吉兆庵美術館「これぞ超人技! 横浜真葛焼」。

「真葛窯蟹貼付水盤」:ワタリガニ風の大きな蟹がついたものは見たことがあるのだが、川蟹のような地味な感じの蟹がついた水盤。何となくこちらの方が好きだな。
「青海老釉彫刻海老図花瓶」:赤いイセエビがダイナミックに描かれた花瓶。色彩鮮やか。
「窯変洋紅釉香炉」:この真紅というか、赤紫の色彩の素晴らしさは何とも言えない。
「青磁釉睡蓮二翡翠灰器」:これは灰皿なのか? とても使えないよ。

この他、北大路魯山人の作品もあり、なかなか充実した展示であった。



 

■鏑木清隆記念美術館「清方の作品から学ぶ、日本画の描き方」。比較的小さい美術館。
「桜もみぢ」:旅の姉妹を描いた作品なのだが、キセルを持ったお姉さんが可愛らしいのである。
「一葉女史の墓」:こちらもお墓の前なのに、艶めかしい女性。やはり上手いね。

 

ここから小道を通り抜けて、鎌倉駅方面へ。

 

鎌倉の大仏、長谷寺にも行くことを想定していたのだが、時間の関係上断念。まあ、東京から比較的簡単に来ることができるのが分かったので、また機会もあるだろう。

鎌倉駅から横浜で乗り換えて、羽田空港へと向かう。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 4490

Trending Articles