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Channel: 散歩日記X
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20160430ギャラリー巡り

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本日はクラーク→さいとう→三越→らいらっく→富士フイルム→大通→道新→時計台→たぴお→小原道城書道美術館→赤れんがテラス→大丸→紀伊国屋→資料館→三岸→近美の16か所。レタラに行ったところ、最終日は早じまいで展示を見ることができなかった。残念!

■クラークギャラリー「齊藤智仁「123」展 《第2章》123を描き続ける男」。数字の1,2,3を連ねて、地層のようにも年輪のようにも見える作品である。

札幌は小雨から、雪。時に小さな霰のような粒が降ってくる。



■三越「大黄金展」。最近、ウルトラシリーズの金製品があるのだが、怪獣ものはバルタン星人、カネゴン、ガラモンの3点。人気のバルタン星人、金に関係するカネゴンは分かるが、ガラモンはなぜ選ばれたのだろう。メタリックなナースかキングジョー、金を食べるゴルドンあたりがいいのではなかろうか(←どうでもいい発言)。ちょっと驚いたのは純金のタイガーマスクが6480万円だった。

■ギャラリーたぴお「林教司 EXHiBiTiON」。林さんの個展で、林さんが主宰するたぴおの展覧会は終了。この後、ビルの管理会社がギャラリーを引き継ぐようだが、そう簡単には行かないのではないか。グループ展で出品されている人を見れば、林さんがどれだけ苦労して人を集めていたのかが分かるはずだ。いずれにせよ、一旦、お疲れ様でしたと言っておきたい。

今展覧会では、「月と羅漢」、「形代 92 元慰安婦Tさんとの語らいから」は初めて見るのかな。「月と羅漢」「赫景 I」がギャラリーの両端に展示されているが、「最初と最後が同じような色になってさ」と林さんがこの2作品について話をしてくれた。作品がちっとも古びていないところに、センスの良さを感じるのである。



■小原道城書道美術館「特別記念展 書に探る激動の幕末維新展」。私、「書」は分かってないのよね。私が名を知るだけでも、頼山陽、藤田東湖、勝海舟、高橋泥舟、山岡鉄舟(幕末の三舟)、佐久間象山、吉田松陰、榎本武揚、岩倉具視、山内容堂、西園寺公望、副島種臣、西郷隆盛、大久保利通、松方正義、木戸孝允、井上馨、山形有朋、伊藤博文、板垣退助、富岡鉄斎、後藤象二郎の書が展示されていた(本物ですよね? 失礼)。

見た中では勝海舟は上手く、西郷隆盛はウネウネと茫洋たる書、伊藤博文の書簡はデザイン的な字であり、印象に残った。他に公文菊僊の坂本龍馬像(一番有名な写真と同じような構図)が目についた。

■三岸好太郎美術館「所蔵品展 詩情の花束」。
「金蓮花」:まあ、今回もいつもの所蔵品展だったのだが、千秋庵より寄贈されたこの作品を見ることができたのは収穫だった。具象の花と通称「おばけの花」の間に位置するような作品だと思う。
「金華山風景」:もしかすると、これも所見かな?


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