久々の札幌市内ギャラリー巡り。本日は芸森→大丸→JR ART-BOX→チカホ→赤レンガテラス→時計台→道新→大通→富士フイルム→CAI02→新さっぽろ→三越→スカイ→さいとうの14か所。どこを見て回るか記入した手帳を忘れて出かけたので、抜けたところがありそう。
朝早くに家を出て、芸森では美術館の開館前に着いてしまった。関口雄揮記念美術館方面の橋は大雨の影響で通行止めとなっている。注意されたし。
■札幌芸術の森美術館「有元利夫 10年の絵と譜」。最終日前日に滑り込み観覧。
「7つの音」:音を赤く小さな球として表現。興味深い。
「夜の森」:佇む人物が白い光のような線(棒?)を持っている。
「追憶」:なぜか写実にずいぶんシフトした作品。
「無題」:逝去した年に描かれた未完成の作品。2年前に子供が生まれたため、おそらくは赤ん坊を描いた作品だろう。何か精神的な変化があったのか。
作品はどこか宗教的な雰囲気と、北方ドイツ風景画の感じもある。描かれている人物、または花・紙風船といったものの浮遊感とひそかな静謐さ。そして、机の奥側が必ず広がっている遠近感無視と、人体の顔と体のアンバランス感が、何か違和感を生じさせる。特定の作品がどうのこうのというより、作品全体にわたり、有元の個性を感じる展覧会であった。
なお、中庭では風間天心「walk in the sea,swim in the woods」が展示されている。
会場を出ると、結構な雨が降ってきた。
■札幌芸術の森美術館「北海道陶芸展の変遷」。
金子しおり「SIGNA-悠久-」:直方体を捻り上げ、上方に伸ばしたような味わい。
佐藤彰「cry!」:花器だと思うが、その口が天に向かって叫びをあげているような作品だ。
平原景二「道」:表面に小さな泡のような文様を乗せた作品。泡が流れているようで、それが道を表しているのか。
陶芸展の出品作品だけではなく、歴代審査員の作品も展示されているので、そちらも興味深い。出品しているのは、阿部典英、國松明日香、国松登、小檜山博、坂坦道、下沢敏也、高橋揆一郎、中野北溟など(他にも有名な人がいると思うが、残念ながら私が知らない)。
■JR ART-BOX「鈴木悠哉 city language」。この方、最近ご活躍の模様。赤れんがテラスでも「ヘキガ計画2」ということで、作品展示をしていた。
■札幌駅前通地下歩行空間キタサンHIROBA「Recycle Art Exhibition2016」。アートになっている作品もあったし、単にリサイクルの域を越えないものもあった。
田中良典「NEO-THE-O」:キーボードのキーを使用した作品。私もいつも触れているだけに気になる。
島剛「コアサンプル-Inward 1605」:リユース困難な廃棄瓶から作ったもの。なかなか美しい(写真じゃわかりにくい)。
北広島市立西の里中学校美術部「見つめる目」:紙と動物たちの生存域の問題を考えた作品。
森敏美「AMBIVALENCE1012」:空き缶を使った作品。これも作品として鑑賞するに堪えるものだ。
ヤマダハルカ「Mosaic Pajama」:タオルケットのタグが大好きという作者が、タグを集めて作ったパジャマ。価値観の転倒がある。
■新さっぽろARTWALL、新さっぽろギャラリー「Lee Jin Hyeong展」。韓国の方かな?
三越前に出たところで、結構な雨量となった。今日は四番街祭りらしいが、台無しだ。
朝早くに家を出て、芸森では美術館の開館前に着いてしまった。関口雄揮記念美術館方面の橋は大雨の影響で通行止めとなっている。注意されたし。
■札幌芸術の森美術館「有元利夫 10年の絵と譜」。最終日前日に滑り込み観覧。
「7つの音」:音を赤く小さな球として表現。興味深い。
「夜の森」:佇む人物が白い光のような線(棒?)を持っている。
「追憶」:なぜか写実にずいぶんシフトした作品。
「無題」:逝去した年に描かれた未完成の作品。2年前に子供が生まれたため、おそらくは赤ん坊を描いた作品だろう。何か精神的な変化があったのか。
作品はどこか宗教的な雰囲気と、北方ドイツ風景画の感じもある。描かれている人物、または花・紙風船といったものの浮遊感とひそかな静謐さ。そして、机の奥側が必ず広がっている遠近感無視と、人体の顔と体のアンバランス感が、何か違和感を生じさせる。特定の作品がどうのこうのというより、作品全体にわたり、有元の個性を感じる展覧会であった。
なお、中庭では風間天心「walk in the sea,swim in the woods」が展示されている。
会場を出ると、結構な雨が降ってきた。
■札幌芸術の森美術館「北海道陶芸展の変遷」。
金子しおり「SIGNA-悠久-」:直方体を捻り上げ、上方に伸ばしたような味わい。
佐藤彰「cry!」:花器だと思うが、その口が天に向かって叫びをあげているような作品だ。
平原景二「道」:表面に小さな泡のような文様を乗せた作品。泡が流れているようで、それが道を表しているのか。
陶芸展の出品作品だけではなく、歴代審査員の作品も展示されているので、そちらも興味深い。出品しているのは、阿部典英、國松明日香、国松登、小檜山博、坂坦道、下沢敏也、高橋揆一郎、中野北溟など(他にも有名な人がいると思うが、残念ながら私が知らない)。
■JR ART-BOX「鈴木悠哉 city language」。この方、最近ご活躍の模様。赤れんがテラスでも「ヘキガ計画2」ということで、作品展示をしていた。
■札幌駅前通地下歩行空間キタサンHIROBA「Recycle Art Exhibition2016」。アートになっている作品もあったし、単にリサイクルの域を越えないものもあった。
田中良典「NEO-THE-O」:キーボードのキーを使用した作品。私もいつも触れているだけに気になる。
島剛「コアサンプル-Inward 1605」:リユース困難な廃棄瓶から作ったもの。なかなか美しい(写真じゃわかりにくい)。
北広島市立西の里中学校美術部「見つめる目」:紙と動物たちの生存域の問題を考えた作品。
森敏美「AMBIVALENCE1012」:空き缶を使った作品。これも作品として鑑賞するに堪えるものだ。
ヤマダハルカ「Mosaic Pajama」:タオルケットのタグが大好きという作者が、タグを集めて作ったパジャマ。価値観の転倒がある。
■新さっぽろARTWALL、新さっぽろギャラリー「Lee Jin Hyeong展」。韓国の方かな?
三越前に出たところで、結構な雨量となった。今日は四番街祭りらしいが、台無しだ。