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Channel: 散歩日記X
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20160718ギャラリー巡り

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昼食を取り、二十四軒から宮の森方面へ。


→昔のレストラン時代の名残だろうか。

連休の最後は、宮の森美術館→札幌彫刻美術館の2か所で終了。4連休で31か所巡ったから、まあ、頑張ったと言えるだろう。

■宮の森美術館「手に取る宇宙-松井紫朗との関係」。

「アチラトコチラ~タイム・マシーン」:今回の展覧会は写真撮影可能だったのだが、あえて全体像を分からないように掲示したい。これはクラインの壺を思わせる作品と言ってよいだろう。もちろん3次元空間で厳密にクラインの壺を作成するのは困難なのだが、そういう感じなのだ。



「what goes in comes out」:これはその作品のごく一部の映像。これだけじゃ、さっぱりわからないか。



一部の作品は2013年の「松井紫朗 ココトソコノアイダ」でも見たことがあるので…。いずれにせよ、あなたが思っている世界は、本当に見えるところだけにあるのですか? という問いかけに満ちた展覧会だと思う。

 

普段通らない道を通ってみようと思ったら、少し道に迷った。決して暑くはないと思うが、湿度が高く、汗が止まらない。




→謎の記念碑が。

■札幌彫刻美術館「ロダン展」。なぜ今「ロダン展」なのかという気がしないでもない。こてこての古典を見せられる札幌市民なのである。美術館開館35周年記念展なので、本郷新の原点に帰ったということだろうが。
「ジャン・デールの裸体習作」:のちの「カレーの市民」のための習作。本作ではローブを着ているので、その下の肉体のありようを確認したということか。
「瞑想(別名 門)」:頭が首から取れて、肩にくっついたのかと思えるようなねじ曲がり方。
「眠れる女(裸婦)」:肉体を重視しているようで、この作品のように頭部の上半分と二の腕がほとんど欠けている。

「アッサンブラージュ:うずくまる女と殉教者」:どこが誰の肉体なのだろうか。パッと見には「ジャンピングニー!」という感じ。
「バッカス祭」:これもどういう体勢なのか。ハーフネルソンスープレックスというところか。
本郷新「無辜の民 乾いた砂I」:無辜の民シリーズは随分無理な姿勢を取らせたものだと思っていたのだが、ロダンを見ると、ごく普通なのか。なるほどねえという感じ。


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