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20161022ギャラリー巡り

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本日は新さっぽろARTWALL→新さっぽろ→市民→三越→さいとう→ivory→らいらっく→CAI02→富士フイルム→大通→STV時計台通り→STV北2条→時計台→道新→紀伊国屋→大丸→チカホの17か所。小雨が降っていたが、結果的に傘を開くことはなかった。

■新さっぽろARTWALL「浜野龍峰展 「宝~南米で見つけた日本の宝」」。



■新さっぽろギャラリー「第32回写真の町東川町特別作家賞受賞 マイケル・ケンナ写真展」。展示されている中で、古めの作品は具象写真なのに、抽象版画の趣がある。最近作は具象に戻ってきている感じ。

■市民ギャラリー「第91回道展」。今回も作品名は記録なし。
石川潤:青と白のバランス、表面の丁寧な描きこみで完成度の高い作品になっている。
磯崎瑞恵:今年の北海道美術協会賞作品。賞を取ったと言っても、必ずしも好みではない作品というのが沢山あるのだが、これは私好みの作品。素晴らしいと思う。人物ももちろん良いが、リアルな小物が目を引く。
伊藤貴美子:これまで向こう側の世界を表現する黒い穴を描いたことはあったが、今回はこちら側の世界に黒い線が登場し、光を侵食している。

折目桃子:圧倒的な石のドーム状建物。力強い。
川上直樹:「国境地帯」シリーズはテーマも含めて重々しい印象を受けるが、今回は赤い箱と緑の梨を描いて、色彩で印象を和らげている感じがする。
神田真俊:緑色のもやもやで表現されているのは宇宙ステーションか?

佐藤綾香:光る葡萄の前に、力強い目をした女性。この作家の特徴が十分出た作品。
城下八重子:龍の頭の上に立つ勝気そうな少年。上手い。
野澤桐子:青年の手にはフクロウが止まっている。若いに似合わず知恵者ということであろう。

堀内掬夫:完成形ではない立方体を描いた、ふわっとした作品。
山川真一:山川カラーの中にも、京都の落ち着いた感じがある。

 
→ロビーにあった、花輪大輔「The place where independence begins」を撮影。

■さいとうギャラリー「尾形香三夫展」。相変わらず素晴らしいとしか言いようがない。

■大通美術館「針槐の会グループ展」。
Yu-koma「最後の晩餐」:一つ目の女の子を中心に、化け物たちの豪華な晩餐会。書き込みの細かさがいい。

■STV時計台通ビル「北海道教育大学岩見沢校美術文化専攻選抜展2016」。
木村麻衣「メデイア」:私の好みでは、この作品が一番だった。



■時計台ギャラリー「第11回櫂展」。
田崎健一「景(電脳)」「PATH CONNECT」「PATH ERROR」「景(仮諦)」:この作者の作品は少々不気味なところがあって、ちょっと…、と思っていたのだが、今回の4連作は素晴らしい作品だと思う(いや、これまでのも良い作品だとは思うのだが)。

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