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Channel: 散歩日記X
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20161223ギャラリー巡り

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本日は記録的な降雪・積雪の中、大丸→時計台→道新→ビッセ→らいらっく→三越→スカイホール→さいとう→ivory→500m美術館→HUG→犬養の12カ所。

時計台ギャラリーは見るべき展覧会というほどではないが、何しろこれが最後の展覧会となるのだ。

 

1階にあったミロのビーナス像はすでに撤去されていた。



南1条通りまで来たが、雪は降り続いている。市電は今日は運行しているようだ。



■さいとうギャラリー「ゆく年くる年′16-′17展」。
西田暘二「rugger man」:作者からは予想外の黒人男性の顔(ラグビー選手?)。面白いな。
石垣渉「冬の道」:手前に降る雪を描き、遠近感を強調した風景。
亀井由利「たこたこあがれ」:黒地に赤と緑の凧か? 抽象と具象の境目。
佐々木けいし「呻(しん)」:膨らんだ楕円形の彫金作品。表面の形と色彩が面白く、目で追ってしまう。

恒例のおみくじを引かせていただいた。ちなみに私はこの手のものは100%信じていない。



■500m美術館「札幌・ポートランド姉妹都市交流展」。



ブレア・サクソンヒル「Frieze of Humanity」:古典彫刻のような、インスタレーションのような、コラージュのような作品。



ピーター・シメンスキー「Unearth」:カーテンのような布に画を描いた作品と金属を宙につり、ライトを当てた作品があった。



ザック・ヤーリントン「TODAY IS YOUR DAY」:これは海外の人が描いた漢字とアルファベットということなのかな。何となく遠目にはアートというよりは、アジ看板にも近いような印象を受けていたため、この展覧会を見るのが遅れていたのである。何だろうね、この感覚は。




→これ、割と札幌市の中心部。苦労して進む。

■北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設HUG「Bor,n,e」。
安田千皓「ドラマ」:体育大会や街中の風景を何となく撮影したような映像作品だが、良く分からないながらも見続けさせる力量がある。映像作品をなかなか見ていられない私が一回り(9分強か)見てしまった。
三村紗瑛子「不在の気配」「思い出せないもの」:いずれも室内風景に水たまりやカーブミラーを配したり、窓から雲が流れ込んで来たりする不思議な作品。これ、感じとして悪くない。

地下鉄で一駅移動。道に迷いながら南下。



■ギャラリー犬養「ReguRegu Exhibition#6 人造生物ホーンファミリーの世界」。孤島の研究所で発見された角のある人造静物の標本を集めたという設定の展覧会。かなりの作り込みで迫力がある。また、この話はテレビアニメーション「人造生物ホーンファミリー」という作品になり、日本とロシアで1話だけ放映されたという設定(話が暗すぎて打ち切りになった)で、その主題歌がずっと流れている。この曲は「妖怪人間ベム」のテーマ曲を微妙にほのぼのさせたようなもので、凝っていていいのである。

■ギャラリー犬養「中西揚一個展」。不思議と静かな物語感のある絵画作品。これは私好みだ!

 

雪に埋もれそうな、ギャラリー犬養であった。

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