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20130420ギャラリー巡り

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本日は近美→資料館→エッセ→大丸→大同→たぴお→時計台→道新→大通→富士フイルム→三越→スカイホール→さいとう→ARTスペース201→NEW STARの15か所。

■北海道立近代美術館「生誕110年 岩橋英遠−野生の眼−」。
「駅(青梅口)」:非常に立派な駅だ。上京した岩橋青年は何を思っただろうか。
「土(一)」:土中で竹が根を張り、竹の子が伸びようとする様子を描いた作品。
「都無ぢ」:英題が「Whirlwind」とあったが、捻じれ入り組んだ形を描いた作品。戦前はシュルレアリスムなども吸収していたということが書いてあった。

「樹」:札幌三吉神社所蔵で右隻は初公開。左隻は35年振りの公開だとか。右隻にはすっくと伸びる幹が、左隻には力強い木の根が描かれている。
「北の山たち」:北海道の山らしいシリーズ作品。
「帰郷」:「道産子追憶之巻」から最終的に外した部分がリンゴ園を描いたこの作品になったらしい。滝川と言えばリンゴ園だった時代もあるようだが、北海道というよりはあまりにも自分の故郷に特化していたので、外したのだろうか。

■同「小柴外一のガラス−幻の技法”パート・ド・ヴェール”を求めて」。
「オーナメント・とびうお」:小さなオーナメントが沢山あったが、これは4cmくらいの飛び魚をかたどったもの。コレクションしたくなる。
「とびうお 中皿」:ラリック張りの乳白色ガラスである。ところで飛び魚って、流行っていたのか?
「ばら 花瓶」:パンフレットが展示してあったが、1950年代にしてこの花瓶は定価千円。相当な高級品だったかも。
「かごめ 皿」:薄いピンクで手磨きカットのためにキラキラと光る素晴らしい作品。

■同「新収蔵品展」。
鈴木吾郎「古代の風を聞く」:ふんわり気持ちがいい彫刻作品。
阿部典英「ネエ ダンナサン あるいは否・非・悲」:黒い箱の中に鏡張りで、人体を抽象化したような木彫作品が入っている(3点セット)。タリバンの石仏破壊事件に触発されて作ったものらしい。
小寺真知子「アウローラ」:ローマ神話の曙の女神が天に光を求めるかのように手を伸ばしたポーズ。古典的だ。

■大同ギャラリー「二科 北海道支部展(絵画)」。
柴崎康男「塔のある風景」:黒地に白とわずかな青・緑・黄・茶で塔のようなものを描いた作品。

■ギャラリーたぴお「想像と錯覚の為の日々の在りかた 林教司個展」。ふらりと立ち寄るとHさんがいて、白ワインをご馳走になる。ありがとうございました。

なお、たぴおさんでは「4月29日〜5月11日の開催予定の展覧会 出展者募集」ということだそうです。

■スカイホール「坂みち代銅版画展」。しっかり緻密な銅版画に心安らぐ。

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