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20170505ギャラリー巡り

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本日は三岸→埋蔵文化財センター→ivory→さいとう→三越→東急ハンズ→大通→道新→大丸の9か所。

■三岸好太郎美術館「小樽芸術村×mima絵画コレクション」。いやー、この「mima」という愛称、定着するのだろうか。



岸田劉生「黒き土の上に立てる女」:2012年に51年ぶりに世に出て、小樽芸術村収蔵となった作品だとか。女性の背景の赤土のさまが、当時の東京近郊の景色を伝えている。また、描かれている女性は裸足なのだが、親指と人差し指の間が大きく開いているのが目につく。下駄や草履をはいていた頃の人は、きっと皆こうだったに違いない。
中川一政「薔薇」:中川らしく力強い派手な色彩の作品。遠目に見ても中川だとわかるのだが、私はこういう時、作家名が思い出せないことが多い。しょうがないのだなあ。
三岸好太郎「花ト蝶」:中川と比較してみると、三岸の画は控えめだな。

棟方志功「二菩薩釈迦十大弟子」:この屏風が両サイドにある中、中央には三岸の「男二人」が展示されている。三岸の作品はこうしてみるとかなり西洋的で、菩薩と十大弟子の中央にキリスト像があるような錯覚をしてしまいそう。

小樽芸術村の作品と三岸作品をうまく比較展示したり、新たなイメージを湧かせるような展示をしたり工夫していると思えた。また、小樽芸術村グランドオープンのチラシがあり、オープン日は2017年9月1日とのこと。これに合わせたのかどうかは分からないが、「出張! なんでも鑑定団in小樽」の案内が、チラシの裏に掲載されていた。



知事公館の庭も春になり開放された。小川の水はなぜかあふれて、小洪水になっていた。



今日はループ化されてから、初めて市電に乗ってみることにした。まずは西15丁目から中央図書館前へ。

■札幌市埋蔵文化財センター「発掘された札幌の遺跡」。
札幌市西区で発掘された土偶(レプリカ)。



昨年は北34条の辺りと、澄川の辺りで発掘調査が行われていたらしい。

 



図書館内で発見した、川井坦「冬告」。



図書館の食堂にあった、鈴木トミヱ「宙へのメッセージ」。



中央図書館前から狸小路に移動。ギャラリー巡りを終えて、西4丁目から内回りですすきのへ移動し、一杯飲む。

これではせっかく路線がループ化したのに1周乗っていないではないかということで、すすきのから西15丁目へ移動し、4回乗って全体を一周することができた。本当はずっと乗ったまま、ぐるりと一周したかったのだが…。

ちなみに一日乗車券(どサンこパス)は2回のれば元が取れるため、かなりの売れ行きであった。

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