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札幌市円山動物園「札幌国際芸術祭2017 LOST#16」

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■札幌市円山動物園「札幌国際芸術祭2017 クワクボリョウタ LOST#16」。円山動物園にはどうやって行くのが一般的なのだろう。車は待ち行列になっているケースもあるし、大人一人で行くとしたらやはり、地下鉄の円山公園駅から徒歩が一番だろうか。

ということで、円山公園駅から円山公園入口に到着。ここには公園内の展示案内はあるが、動物園の方は無い。



さらに、札幌国際芸術祭の問題というよりは、円山動物園の問題のように思うが、ここから動物園までの案内がかなり貧弱である。それとも、私が道に迷うのが常識外れなのだろうか? 途中で木道を発見するが、こんなか弱い道案内があるだけなのだ。



そしてやっと動物園正門に到着。しかし、この正門には札幌国際芸術祭の案内は皆無なのである。せめて、中で展示をやっているというポスター1枚と、SIAFパスポートを持っている場合は、200円で入場可能ということを表示すべきではあるまいか。



正門から中に入ると、やっとここで展示案内がある。



中に入り、しばらく進むとサル山の近くにサルモチーフの水飲み場があった。



しかし、展示会場も分かりにくいな。正門から入って西門の近くということなので、動物園の外周に沿って行こうと思ったのだが、道が無くて無理なのである。これもせめて、入口にあった地図に動線を示しておくべきじゃあないのかな。

と、時間がかかったものの何とか会場に到着。事前情報で「完全な状態の展示ではない」とあったが、どうだろうか。入場しようとすると説明があり、小さな電車(これが光を放って影絵を作る)が本来は3台なのだが、今は2台しか動いていないとのこと。いつ直るかも分からないようなので、まずは入ってみる。

明るい外から来ると中は相当暗く、先客3人がいるのでなかなか動けない。しばらくたつとやっと落ち着いて見る態勢に入れた。方式としては、CAI02の展示と同じだが、円山動物園でやっているだけあり、動物モチーフも用いられている。



展示は100%の状態ではないのだろうが、それなりに変化のある展示が楽しめる。2台の電車の動きをすべて見届け、外に出ようとすると「現在トラブルのためご覧いただくことができません」との掲示がされていた。どうやら私が見終わるまで修理待ちになっていたようだ。まあ、「修理するので出てください」と言われなくて良かったかな。



正直なところ、芸術祭の展示を見れば目的は達成なのだが、つい動物たちを見だしてしまった。ヒグマはちょうど餌やりタイムになりいい写真が取れなかったのだが、そうでなくても動きが早くて撮影は難しい。あの体格で「ひょいひょい」歩く姿は、ちょっと気味が悪いと言ってもいいくらいだ。



気が緩んでいる人1号。



気が緩んでいる人2号。



この先動物園では、2017年内にホッキョクグマ・アザラシ館、2018年にゾウ舎ができるそうなので、年に1回は訪問しても良いのではなかろうか。

円山動物園の正門をでると、山内壮夫「よいこつよいこ」を発見した。



歩いて、ギャラリーレタラに向かう。

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