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Channel: 散歩日記X
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今日は琴似で

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すすきのを18時過ぎに離脱して、琴似に到着。ローカルながらも飲食店街はそれなりに充実している琴似である。



今日は久しぶりのバー「D」へ。1杯目はベンリアック・バーニーモス・ヘビーピーテッドを注文。



驚くほどヘビーではないが、程よくピート香が効いている。そして後味がすごくクリアーでさっぱりしている。ベンリアックはたまにこの手のウイスキーを出荷するよね。

2杯目はこれも避けては通れない、ペールレーゼコルドンブルー20年(カルヴァドス)。最近マスターが購入したという、底が一番広がっているグラスで出してもらう。おお、鼻を近づけた瞬間の香りの分かりやすさがすごいね。グラスのせいなのか、カルヴァドスのせいなのか。実は別のグラスで試してくださいと言われて、香りをかいでみたのだが、広がり方が格段に違う。グラス効果がかなり影響しているようなのだ。



そしてフィニッシュへと行こうとしたら、辰巳蒸溜所のクラフトジンが出てきてしまった。これは飲むしかあるまい。



印象はとにかく「緑」。植物由来のエキスが効いている。飲みながらも時間が経過するにしたがって、ジンというよりはアブサンに近づいて行くようにも感じられる(実は同じ蒸溜所でクラフトアブサンというのもある)。

本当の最後は、これまた何ということでしょう。イチローズモルト秩父IPAカスクフィニッシュ2017で締める。



これはIPA(インディアン・ペール・エール)というホップの効いた苦いビール樽に、モルトを入れて熟成の仕上げをしたものである。ところが味は甘味と花のような香りがするのだ。これ、ホップ由来の香りなのかなあ…(味音痴のため不明)。

実はビール業界でもイチローズモルトの樽で寝かせるものがあるらしい。盤渓のクラフトビールイベントでも大人気だそうだが「イチローズモルトって何だか分かります?」と聞いたら、良く分かっていない人が多かったらしい。いくらビールファンでも、そりゃ不勉強ではあるまいか。

そのうち、イチローズモルトのIPAカスクフィニッシュ樽を使ったIPAが登場したりして。などと、下らないことを言いながらこれにて終了。1日でこんなものを飲んで良いのか、という今日の締めであった。



バーの隣は不動産業だったような気がするが、現在工事中で回転火鍋の店ができるらしい。具材が回転しているのだろうから、一人でも行けそうな店なのかな。ちょっと気になるのであった。


→キッチュなデザインだ…

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