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20171022ギャラリー巡り

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ギャラリー巡りと言っても、日曜日はいつものごとく彫刻美術館のみ。



■札幌彫刻美術館「記憶素子」。まずは第1期の展示から。
丸山隆「残留応力」:精神の力がかかり、木がたわんでいる様子か。
丸山隆「記憶素子」「地殻素子」:実際にはそんなものはないのだが、記憶や地殻を構成する部品があるに違いないという妄想が生んだに違いない作品。
藤本和彦「現象界―秩序と混沌-」:シュレッダーの紙片を立方体に固めたものと、そのまま積もらせたもの。それぞれの中に金属パイプが入っている。形として面白い作品だ。

ナカムラアリ「Excavation-nostalgia7 慕情」:珍しい立体作品。銀色の人体のようなものと、三角形というかひし形というかの立体の組み合わせ。ひし形の上面が青い模様になっており、ここは版画作品を思わせる。
武藏未知「白昼夢」:昔のSFテレビドラマのセットのようにも見える、黒バックで銀色の文様。

この後、トークイベントがあるらしく、関係者が大勢来ていたため、居心地はすこぶる悪かった(単に人が多いという理由ではない)。

屋外にも作品展示がされていたので、こちらは写真を掲載する。丸山隆「記憶素子」。



菅原尚俊「Godzillaの卵~拝啓アトム様本当にアンダー・コントロールなんですよね?~」。もちろん、皆さん知っていると思いますが、アンダー・ノーコントロールです。



丸山隆「記憶素子」。ずいぶん違う形なのに、同じ作品名だ。素子には種類が複数あるのだろう。





本館に立ち寄り、一番大きな石膏像が大阪の中之島で見た「緑の賛歌」だということに気がついた。こうやって、自分の見たもので、あちこちとネットワークがつながっていく感じは嬉しい。

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