日中は天気が良いと思っていたが、帰りの時間にはかなりの雪が降ってきていた。そんな中、足早に琴似の居酒屋「D」へ。ここのママさんによると、西区ではかなり大きな雷が鳴ったらしい。
ちょっと寒かったので、今日は燗酒でスタート。醴泉を燗してもらうと、味わいがまたひときわ出てくる。通しはコンニャクのタラコ和えかと思ったら、食感が全く違う。切干大根なのだろうか。
続いて、刺身盛り合わせを注文。今日はマス、タチ、しめ鯖、かすべ、エゾシカたたき、タコとまたバラエティ豊かな組み合わせだ。
ここで、南部美人を燗してもらい、カキの煮汁豆腐にしよう。マスターから「かじか汁もありますよ」との声もあったが、最近豆腐好きな私はこちらを選択だ。何と6.5kgのカキをボイルした時の煮汁を活用したものらしい。
塩気は相当控えめだと思うが、とにかく出汁が濃い。豆腐より先に汁の部分がなくなりそうになり、調整しながら食べることになった。
次はそうだなあ、洋酒に切り替えて、おつまみセットにするか。ということで、まずはアベラワー12年シェリーカスクを出してもらう。元々しっかりしたアベラワーだが、そこにシェリー樽由来のいい香りが漂ってくる。
つまみをおまかせしたら、またとんでもないものが出てきた。パテ・ド・カンパーニュ、ブイヤベースの残りとチーズを固めたもの(前回よりスパイシーさを抑えたとか)、そしてチータラ(確かにチーズと鱈なのだが、いわゆる乾物のチータラの斜め85度位の上方にある)の3種。さらに、黒パンにクリームチーズ、その上に豚肉のソテーを乗せたものだ。これがまた肉の味がダイレクトにして、メリハリが強いのだ。
あまりにも充実したつまみ陣に、ついグレンリベットナデューラカスクを合わせる。ナデューラも素晴らしかったが、さらにちょいと奢っていただいて、オールドパーの80年代ボトルを飲ませていただいた。これが驚きのモルト味で、昔の人がオールドパーを愛好したのは、これを飲まなくては分からないだろうと思えるような味なのだ。
毎回来るたびにやられているのだが、今日もまた完敗だ。すばらしいぞう(by 須原椎造 copyright ミスター味っ子)。
帰り道、もう雪は降っていなかった。
ちょっと寒かったので、今日は燗酒でスタート。醴泉を燗してもらうと、味わいがまたひときわ出てくる。通しはコンニャクのタラコ和えかと思ったら、食感が全く違う。切干大根なのだろうか。
続いて、刺身盛り合わせを注文。今日はマス、タチ、しめ鯖、かすべ、エゾシカたたき、タコとまたバラエティ豊かな組み合わせだ。
ここで、南部美人を燗してもらい、カキの煮汁豆腐にしよう。マスターから「かじか汁もありますよ」との声もあったが、最近豆腐好きな私はこちらを選択だ。何と6.5kgのカキをボイルした時の煮汁を活用したものらしい。
塩気は相当控えめだと思うが、とにかく出汁が濃い。豆腐より先に汁の部分がなくなりそうになり、調整しながら食べることになった。
次はそうだなあ、洋酒に切り替えて、おつまみセットにするか。ということで、まずはアベラワー12年シェリーカスクを出してもらう。元々しっかりしたアベラワーだが、そこにシェリー樽由来のいい香りが漂ってくる。
つまみをおまかせしたら、またとんでもないものが出てきた。パテ・ド・カンパーニュ、ブイヤベースの残りとチーズを固めたもの(前回よりスパイシーさを抑えたとか)、そしてチータラ(確かにチーズと鱈なのだが、いわゆる乾物のチータラの斜め85度位の上方にある)の3種。さらに、黒パンにクリームチーズ、その上に豚肉のソテーを乗せたものだ。これがまた肉の味がダイレクトにして、メリハリが強いのだ。
あまりにも充実したつまみ陣に、ついグレンリベットナデューラカスクを合わせる。ナデューラも素晴らしかったが、さらにちょいと奢っていただいて、オールドパーの80年代ボトルを飲ませていただいた。これが驚きのモルト味で、昔の人がオールドパーを愛好したのは、これを飲まなくては分からないだろうと思えるような味なのだ。
毎回来るたびにやられているのだが、今日もまた完敗だ。すばらしいぞう(by 須原椎造 copyright ミスター味っ子)。
帰り道、もう雪は降っていなかった。