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Channel: 散歩日記X
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20130518ギャラリー巡り

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本日は三越→スカイホール→さいとう→ivory→創→市民→犬養→道新→時計台→たぴお→大丸→紀伊国屋→大通→富士フイルム→NEW STARの15か所。天気が良かったので、ivory→創の間と、市民ギャラリー→犬養の間は徒歩である。

■ギャラリーivory「Maniac Mansion」。
八谷聡大「電菌」:トリプルタップをつなげて、増殖する菌に見立てたもの。なかなか面白い形だ。

■市民ギャラリー「一線美術会第31回北海道支部展」。
川上直樹「あかるいところへ」:手前に蓮とコーヒーミルの静物を配し、奥には城と飛ぶ蝶を配した作品。幻想と具体の融合か。
川上直樹「霜原」:タイトルから想像される厳しさだけではない、土の色が優しい作品。
河瀬陽子「マリオネットA」:マリオネットを操る紐を持つ女性。その奥には7人の足だけが見える。対立的なのか。

中村國夫「「心の海」毀れ失せるもの」:海の中の静物を描いて、これが実に上手いのだが、どこか混沌とした情景なのは珍しい。
西村司「パドックの男と女」:紫のフィルターを通したような風景は夏の暑い日差しを感じさせる。

■市民ギャラリー「第43回 世界児童画展北海道展」。写真撮影可だったので、気に入った作品を撮影してみた。別項にて

■ギャラリー犬養「川口巧個展「ぬばたまの…」」。黒の色彩を生かした、銅版画と木口木版画展。
「夜に生まれる」:球と棚の上に卵を浮かばせて、卵の中からは少女が姿を現す作品。
「憂鬱な多面体」:多面体にドクロと物思いにふける少女を見せた、ゴシックな感じの作品。
「夢想の断面」:アンモナイトの断面に見える小部屋で眠る子ども。形がいい。
「束の間の瞬き」:これは木版画作品。男の前をちょうど鳥がかすめ飛んだ瞬間。男の顔が見えない所に、想像力が湧く余地がある。

■時計台ギャラリー「徳丸滋展」。
「落ち葉1〜3(数字はローマ数字)」:写実とデザイン性を兼ね備え、カラフルさと控えた色彩の両方の特徴が見てとれる。

■ギャラリーたぴお「ボトルアート」。
林教司:整然と並ぶ瓶(ブラックニッカ?)には青系統の色水が入っている。瓶の列は途中から入り混じり、もつれ合う。色彩はグラデーションになっていると言った傾向は特になく、不思議な感じのインスタレーションだ。

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