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20180428ギャラリー巡り

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本日は大丸→道銀駅前支店→文学→鴨々堂→三越→SONY→さいとう→ひと粒→大通→グランビスタ→道新→DO-BOX→資料館の13か所。まだまだ休みもあるので、無理に頑張らなかった。

■北海道立文学館「没後50年子母澤寛 無頼三代 蝦夷の夢」。そもそも子母澤寛の小説を読んだことがないが、三岸好太郎の義兄弟であることと、展覧会のポスターに猿を頭にのせた子母澤の写真が載っており、やけにユーモラスに見えたので行ってみることにした。

展示物もあまり本、原稿には興味が持てないのだが、小原道城書道美術館から、高橋泥舟、勝海舟、榎本武揚の書が出品されていた。予想通り、三岸好太郎の作品も展示されていたが、こちらは「自画像」「兄及ビ彼の長女」「海」「海洋を渡る蝶」と三岸好太郎美術館所蔵のものばかりで、初見の作品は無かった。「兄及ビ彼の長女」の「兄」が子母澤寛だそうで、「そういわれてみるとそうか」と今になって気がついたのであった。

この他、子母澤の短編がもとになり「座頭市」が作られたそうで、勝新太郎とのツーショット写真(グラフ誌に掲載)に「男の中の男二匹」などと書かれているのも、興味深い。




→頭に猿を乗せるのがトレードマーク。ちなみに飼っていた猿は3代ともに「三ちゃん」という名前だったそうだ。

文学館1階にある、會田雄亮「春悠々」。こういうのも大切にしておかないと、破棄されたりするからね(と、東大への嫌味を言ってみたり)。



■鴨々堂「第三回アール・ブリュット札幌展 声をかたちに」。
畑中亜未「無題」:火災や噴火、地震による災害被害を淡々と描いた、セルフコレクションのような作品群。かなりの大事故であっても、これをみなければ全く記憶によみがえってこないようなものが沢山あり、人間って適当だな、適当でないと壊れるしなと思う。

すすきのの南側で三岸好太郎生誕地を撮影。彼が自分の生まれをルーランとしていたのは、思い違いかイメージがピッタリだったので意図的にそうした、ということらしい。実際はここが生誕地なのだそうだ。

 

■三越ギャラリー「植木寛子 ヴェネチアガラス展」。カラフルなヴェネチアガラスでなかなか見ごたえがあると思う。

■ソニーストア札幌ギャラリー「動物写真家 小原玲作品展「アザラシの赤ちゃんからシマエナガちゃん」」。動物に興味のない私だが、シマエナガ(小鳥)の様々な瞬間をとらえる技量は素晴らしいし、動物たちは実に可愛い。

■さいとうギャラリー「第9回有限会社ナカジテクス」。いつも楽しい展覧会なのだが、私には欲しいものがない。

■galleryひと粒「A Strange Traveller」。副題に「北の港町「O」への旅」とあって、小樽の街角写真の展覧会だ。

池内GATEのエレベータの横にある表示。今どきあまり見かけないと思う。



■グランビスタギャラリー「栗谷川健一展」。新しい情報がまるで入らないと思っていたら、4月2日からこの展覧会が開催されているようだ。リーフレットを市内のギャラリーに配布するのをやめたのだろうか。

桜の花に興味はないが、札幌は急速に春めいてきた。


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