10時前にのんびりとホテルを出発する。高松駅に行き交通系ICカードのチャージをしようとするが、自動券売機のメニューに「ICカード」という文字が見つからない。駅の窓口で聞いてみると、チャージ専用機が1台だけ別にあるのだそうである。
なるほど、ICカードが使えるのは、高松~多度津間だけなのか(イメージでいうと、札幌~余市くらい?)。このクラシックな機械でICカードのチャージを行い(千円札も1枚づつしか入らない)、サンポートという快速車両に乗り込む。
そういえば、高松はJRの終点でもあるのだ。JR四国の路線は何となくぐるりと一周しているイメージなのだが、高松のところだけ盲腸線というかちょっと飛び出ているのである。
サンポートに乗ること約30分、丸亀に到着。
駅を出ると左手にすぐ、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館がある。
■丸亀市猪熊弦一郎現代美術館「猪熊弦一郎展 風景、顔」。
「顔」他:一番手前が1952年の「顔」という作品。単純にして視線の力がある(すべて写真撮影可能だった)。
「Landscape EV」:ニューヨークに行き、その経験から生まれたシリーズ。確かにニューヨークは街路やビルなど、直線的な印象が強い街である。
「駒場時代(林)」:おそらく若い頃に描いた風景画。昔の東京って、雑木林だらけだったんだという印象は、岸田や三岸の風景画に通じるものがある。
「カガシと顔達」:どうも晩年の顔シリーズはピンと来ないなと思っていたが、彼の画業を追ってくると、何となく納得。また、彼曰く「顔はどうしてもリアルになり勝 苦労してやっと単化」したのだそうだ。単化する理由は、普遍性を目指したということだろうか。
■丸亀市猪熊弦一郎現代美術館「美術館は心の病院」。とにかくいろいろな人に気軽に来てもらい、楽しんでもらいたいということらしい。
「自画像」:あまりオレオレでない、温和な自画像。
何しろこの美術館、立派で広い。多分ここは無料で入れると思うのだが、休憩室のようなところがこのスペースなのである。
しかし、併設のカフェレストランは9月末で閉店という表示があった。こういうところの飲食コーナーの経営は簡単ではないと思うのだが、丸亀市民と美術館が一体になって、この空間を盛り立てて行って欲しいものだと思う。
なるほど、ICカードが使えるのは、高松~多度津間だけなのか(イメージでいうと、札幌~余市くらい?)。このクラシックな機械でICカードのチャージを行い(千円札も1枚づつしか入らない)、サンポートという快速車両に乗り込む。
そういえば、高松はJRの終点でもあるのだ。JR四国の路線は何となくぐるりと一周しているイメージなのだが、高松のところだけ盲腸線というかちょっと飛び出ているのである。
サンポートに乗ること約30分、丸亀に到着。
駅を出ると左手にすぐ、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館がある。
■丸亀市猪熊弦一郎現代美術館「猪熊弦一郎展 風景、顔」。
「顔」他:一番手前が1952年の「顔」という作品。単純にして視線の力がある(すべて写真撮影可能だった)。
「Landscape EV」:ニューヨークに行き、その経験から生まれたシリーズ。確かにニューヨークは街路やビルなど、直線的な印象が強い街である。
「駒場時代(林)」:おそらく若い頃に描いた風景画。昔の東京って、雑木林だらけだったんだという印象は、岸田や三岸の風景画に通じるものがある。
「カガシと顔達」:どうも晩年の顔シリーズはピンと来ないなと思っていたが、彼の画業を追ってくると、何となく納得。また、彼曰く「顔はどうしてもリアルになり勝 苦労してやっと単化」したのだそうだ。単化する理由は、普遍性を目指したということだろうか。
■丸亀市猪熊弦一郎現代美術館「美術館は心の病院」。とにかくいろいろな人に気軽に来てもらい、楽しんでもらいたいということらしい。
「自画像」:あまりオレオレでない、温和な自画像。
何しろこの美術館、立派で広い。多分ここは無料で入れると思うのだが、休憩室のようなところがこのスペースなのである。
しかし、併設のカフェレストランは9月末で閉店という表示があった。こういうところの飲食コーナーの経営は簡単ではないと思うのだが、丸亀市民と美術館が一体になって、この空間を盛り立てて行って欲しいものだと思う。