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20181215ギャラリー巡り

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本日は近美→三岸→資料館→オマージュ→富士フイルム→らいらっく→ビッセ→道新→NHK→ivory→さいとう→スカイホール→SONY→三越→大丸→紀伊国屋の16か所。雪はやみ、好天の中スタート。



■北海道立近代美術館「絹谷幸二 色彩とイメージの旅」。
「ジョット≪降誕と牧人のお告げ≫模写」:若い頃のこういう作品を見るのは興味深い。
「アンセルモ氏の肖像」:こういう感じ、嫌いではない。どこかしら滅び感のようなものが感じられる。
安井曾太郎「孔雀と女」:絹谷幸二が安井賞受賞者なので、京都国立近代美術館から出品。西洋風の肉感的な女性を描いている。

安井曾太郎「婦人像」:これは対照的に和風、禁欲的、理知的な感じ。
「青に染まる想い」:人と人形を中央に、背景にヘリコプターや戦闘機。真っ青な色彩が、どこか異様な感じを出している。
「アンジェラと青い空I」:木製の体がキリコを思わせるところがある。
「喝破」:描かれているのが解説によると阿修羅なのだそうだが、そうかな? 五大明王のいずれかかと思うのだが。

途中、絹谷の作品をもとにした映像作品「色彩とイメージの旅(平治の乱)」というのが流されていた。画の世界を立体化し、その中に入り込んでいくもので、なかなか迫力がある。立って見ている人が多かったので、もう少し椅子があっても良いのではなかろうか。

最終室は撮影が可能。

「オマージュ「平治物語絵巻」」:映像作品のベースとなった作品。

 

色彩がガチャガチャしていて、あまり好感の持てない画家という印象だったのだが、初期作品から通して見るとなかなか悪くないと思える展覧会だった。



■北海道立三岸好太郎美術館「mima―no―me <VOL.3>」。常設展示はいつもと同じ感じ。
宇野嘉祐「Karma」:ハッキリした色彩、リアリズム。好きなタイプの画である。”因果応報”を画面の中の反射像を用いて表現したのだとか。



河合春香「reflexsion」:こちらも雨に濡れる街路の反射像だ。作風は全く異なる二人だが、モチーフとして似たものを並べたというところか。



河合春香「宝貝」、宇野嘉祐「貝」。というのもあった。

 

■富士フイルムフォトサロン「第35回北海道報道写真展」。今年一年、いろいろあった。

■大通ビッセ「meet AINU in 大通ビッセ」。
1階では民族衣装、民工芸品の展示。



床ヌブリ「ユーカラクル」。もう少し良い展示ケースを使えぬものか。



2階ではパッチワーク展示とVR体験、3階ではチセ展示がされていた。



■さいとうギャラリー「気づいたら笑ってる 福田悠野個展」。油彩、日本画、版画、布ものとこだわりのない展示だが、絵画作品が素晴らしいと思う。
「漁り~遠い日~」:写実風景の中の、石の淡い色が気にいった。

本屋さん、電気屋さんにも行き、そろそろ夕刻である。


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