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Channel: 散歩日記X
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20190119ギャラリー巡り

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本日は北海道博物館→新さっぽろ→らいらっく→富士フイルム→オマージュ→三越→スカイホール→さいとう→SCARTS→テラス→エッセ→紀伊国屋→資料館の13か所。

■北海道博物館「国立科学博物館 巡回ミュージアム 生命のれきし」。2階の特別展示室での開催。展示物はそれほど多くはない。10時のバスに乗り、博物館に到着すると、最低限の除雪で道が作られている。これだけ雪があるというのも、なかなか楽しいかも。



常設展を見ず、特別展示室だけだと今回は無料なのだ。



展示は隕石→原生動物→植物→動物と地球の歴史を追ったものになっている。

「ドゥロトプス」:三葉虫というのは、体が縦に三分割しているように見える所からついた名前なのだそうだ。今まで気にしたことが無かった。



「ディメロドン」:こう見えてトカゲというよりは、哺乳類の遠縁なのだそうだ。



「ディノニクス」:群れで行動し、鉤爪を生かして何度も飛び蹴りするという恐ろしい生物。あっという間に殺されそうだ。

 

「ニッポノサウルス」:当時、日本領だった樺太で発見されたもの。歯を見ると植物を食べていたのだと思う。



ゆっくり2周して観覧を終え、バスを待って休憩室などを見て回る。

「知っていますか? 日本の北方領土 -北方領土は日本固有の領土です-」。知ってますよ。安倍首相とその仲間たちが売り飛ばそうとしていることもね。



正面奥に行き、裏口から出ると百年記念塔が見える。これも現状の流れでは、取り壊しになってしまうのか。これは思っている人も多いだろうが、百年記念の建造物が五十年程度しか持たないというのは、まったくなってないよね。



■らいらっく・ぎゃらりい「AXIS NORTH」。作品はともかく、関係者がかたまっていて作品が見づらいというのはどうかなあ。

■富士フイルムフォトサロン「粟野秀明写真展「大地の力と天の恵み」」。こちらは関係者か何だか分からないが、写真撮影OKだからと言って、一枚づつ全部撮影しようとする妙齢の女性が数名(!)もおり、しかも「上の写真は蛍光灯が写り込む、下の写真は自分が写り込む」とギャアギャアうるさい。早急にこの方たちの年齢が寿命に到達すればよいのにな、と思う。

…私も年齢とともに怒りっぽくなってきたのだろうか。

■三越ギャラリー「アール・ヌーヴォー/アール・デコ ガラス工芸展」。ガレ、ラリック共に1千万円超の作品があり、なかなかすごい。

■さいとうギャラリー「New Point VOL.16」。
佐藤隆之「オオグソクムシ」:ビニール皮膜の白い針金でグソクムシの形を作っている。蚤や蝦蛄にも見え、なかなか可愛い(本物は見ると結構ツラいビジュアルなのだ)。
八子直子「Cloud lobster」:こちらはナマコともイモムシとも取れる造形で、また面白い。

■SCARTSコート「ワビサビはどこから来たのか? ワビサビは何者か? ワビサビはどこへ行くのか?」。グラフィックデザインのかなり興味深い展覧会。ぜひ見るべきと思う。ありがたいことに、展示目録もある。

「Metalooks No.1」:額がついている絵画風の作品。人物像らしきものを線と円弧で分割しているあたり、レオナルド・ダ・ヴィンチ的製図のイメージが感じられる。
「HERE MAN/Alexia」:色彩が何となくキリコ風である。
「北極星 POLESTAR 詫寂トランクケース」:本人たちが顧客へのプレゼンの際に持っていくというトランクケース。それ以上はぜひ実物を見てほしいものだと思う。



ところで、会場に行ったときに、展示はどこでやっているのかと案内板を見たら「SCARTSコート」と書いてあるんだよね。施設内の部屋に勝手に名前を付けられても、どこにあるのかさっぱり分からないわけ。少しは見に来る人の気持ちになって考えたことがあるのかな? と思う。今、リーフレットを確認したら、そちらには「1階」という記載があった。これでいいのだ。

最後に資料館に行って、終了。


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