静岡駅南口に戻り、今度はバスで登呂遺跡方面へと向かう。バスに乗ること10分強、登呂遺跡入口というバス停で降り、ややしばらく歩くと、登呂遺跡が見えて来た。突然の平らな土地に、再現されたのであろう昔の住居や高床倉庫が見える。
→稲を育てているのだろう。
その辺を通り抜けて、静岡市登呂博物館へ。1階エリアは無料だが、有料ゾーンの2階にも入るべく、芹沢銈介美術館との共通券を購入した。
◾️静岡市登呂博物館「企画展 登呂をとめ安倍をとこ」。展覧会名が最後までピンとこなかったが、どうやら登呂遺跡の発掘調査に男女を問わず参加している様子を見て、歌われた歌から来たものらしい。
登呂遺跡再現コーナーは明るさが変化して、1日の雰囲気を出している。
登呂遺跡から発掘されたものは、ほとんどが重要文化財になっている(775点あるそうだ)。
北海道からここに来るひとも結構いるようだ。私もシールを一つ貼っておいた。
世界各国からも観光客が来ており、その他の国カテゴリーでは、モンゴル、スイス、ブルガリア、スウェーデンなどの書き込みがあった。
なお、屋上の展望台から見た登呂遺跡は昔の日本を思わせるものがあった。
→地名が「登呂」なので当たり前なのだが、周りのものに「登呂」とつくと、少し面白く感じられる。
◾️静岡市立芹沢銈介美術館「芹沢銈介の収集ー世界の仮面と衣装ー」。まずは芹沢の自作作品から。
「不二文のれん」:富士の両サイドに昇るような雲のデザイン。
「幾何文」:1968年の作品だが、三角の幾何文様がTVゲームの中のものの様にも見える。
「寿の字のれん」:雲の様なパーツを組み合わせて寿の文字を構成。芹沢作品には「不思議さ」があると解説に書いてあった。
「年賀状」:さすがのセンスで、芹沢から年賀状をもらったらそれは嬉しいだろうな。
続いて、180点以上ある各国の仮面と衣装のコレクションを見る。
「捺染貫頭衣」:スーダンのもの。芹沢のセンスでは確かにこの文様を好みそうだと思う。
「ヨルバ族の仮面(ゲレデ)」:ナイジェリアのもの。カラフルな衣装を着た人形にすっとぼけた仮面が付けられている。これぞ不思議な気持ちになってくる作品だ。
「ビーズ刺繍上着」:台湾パイワン族のもの。カラフルで手間がかかっていることがよく分かる。
「かまど面」:これは主に日本の東北地方のものが多かった。かまどやいろりの上にかかっていたもので、煤で黒くなっている。
「厚司(アットゥシ)」:日本のものも多くあり、これは北海道アイヌの衣服である。
いや、とにかく物量があり疲れた。この美術館、約40年前にできた建物らしいが、そのデザインもまた素晴らしいんだよね。
また、この3連休、静岡茶のサービスがあった。中庭の梅が見える応接間らしきところで、お茶を頂く。最初はぬるめで少量、その後、少し温度を上げてお代わりを出すという、理想的な出し方であった。しかも中庭には白梅と紅梅が見えるんだものなあ。北海道にいると、こういう感覚はないよな。
少々疲れつつ、割と近くにあるらしい駿府博物館へ。
◾️駿府博物館「静岡の版画ーそれぞれの「今」」。
三村博司「蒼々ーIV」:稲だろうか、モノトーンのメゾチントで精密な世界が表現されている。
三村博司「蒼々ーXX」:今度は草むらをクロースアップした作品。メゾチントの柔らかい色彩のため、リアルでありながら幻想的でもある。
静岡の版画家の1980〜2000年代の作品と、ごく最近の新作を展示した展覧会で、なかなか興味深い作品があった。しかし、値段の割には展示作品数が少ないかもなあ。
ここでバスに再び乗り、静岡駅南口に戻る。他の展覧会でチラシを入手して、気になっていたところに行こう。
◾️静岡ホビースクエア「グラフィックデザイン展2019」。
瀬島裕太の作品。静岡人の富士山好きが高じたポスターだ。
↓
グラフィックデザインを見て、ホビースクエアの常設展示も見る。模型の展示がいろいろされているのだが、正直なところ、そんなに興味がないんだよな。私はガンダムも見たことがないし、スターウォーズもほぼ見たことがない。戦車や飛行機を愛するミリオタでもないしなあ。
強いていうと「宇宙戦艦ヤマト」がまあまあ好きなのだが、初放送の時は他の多くの人と同じく見ていないしなあ。しかもヤマト単艦による連戦連勝はどう考えても嘘くさいしなあ。
最初のヤマトで興奮したのは事実だが(ワープの時の森雪のヌードで…じゃなくて、興奮したのは冥王星決戦での反射衛星砲や、真田さんがサイボーグっぽかったところや、ガミラスとイスカンダルが二重惑星だったところとか…、である)、それは置いておいて。
次のシリーズでは、地球防衛軍の旗艦アンドロメダに興奮したんだよね。やっぱり、軍たるもの単艦で勝利は見出せないのである。勝利のためには物量が必要なのだ。そして、アンドロメダの拡散波動砲! 敵の戦艦には効果絶大だったではないか。その後の白色彗星が常識はずれの規模だっただけに、拡散波動砲といえばなんの役にも立たない花火扱いされているが、普通に考えるととても効果的な戦術なのである。
それでもミリタリーものより、こういう方が好きかも。
→稲を育てているのだろう。
その辺を通り抜けて、静岡市登呂博物館へ。1階エリアは無料だが、有料ゾーンの2階にも入るべく、芹沢銈介美術館との共通券を購入した。
◾️静岡市登呂博物館「企画展 登呂をとめ安倍をとこ」。展覧会名が最後までピンとこなかったが、どうやら登呂遺跡の発掘調査に男女を問わず参加している様子を見て、歌われた歌から来たものらしい。
登呂遺跡再現コーナーは明るさが変化して、1日の雰囲気を出している。
登呂遺跡から発掘されたものは、ほとんどが重要文化財になっている(775点あるそうだ)。
北海道からここに来るひとも結構いるようだ。私もシールを一つ貼っておいた。
世界各国からも観光客が来ており、その他の国カテゴリーでは、モンゴル、スイス、ブルガリア、スウェーデンなどの書き込みがあった。
なお、屋上の展望台から見た登呂遺跡は昔の日本を思わせるものがあった。
→地名が「登呂」なので当たり前なのだが、周りのものに「登呂」とつくと、少し面白く感じられる。
◾️静岡市立芹沢銈介美術館「芹沢銈介の収集ー世界の仮面と衣装ー」。まずは芹沢の自作作品から。
「不二文のれん」:富士の両サイドに昇るような雲のデザイン。
「幾何文」:1968年の作品だが、三角の幾何文様がTVゲームの中のものの様にも見える。
「寿の字のれん」:雲の様なパーツを組み合わせて寿の文字を構成。芹沢作品には「不思議さ」があると解説に書いてあった。
「年賀状」:さすがのセンスで、芹沢から年賀状をもらったらそれは嬉しいだろうな。
続いて、180点以上ある各国の仮面と衣装のコレクションを見る。
「捺染貫頭衣」:スーダンのもの。芹沢のセンスでは確かにこの文様を好みそうだと思う。
「ヨルバ族の仮面(ゲレデ)」:ナイジェリアのもの。カラフルな衣装を着た人形にすっとぼけた仮面が付けられている。これぞ不思議な気持ちになってくる作品だ。
「ビーズ刺繍上着」:台湾パイワン族のもの。カラフルで手間がかかっていることがよく分かる。
「かまど面」:これは主に日本の東北地方のものが多かった。かまどやいろりの上にかかっていたもので、煤で黒くなっている。
「厚司(アットゥシ)」:日本のものも多くあり、これは北海道アイヌの衣服である。
いや、とにかく物量があり疲れた。この美術館、約40年前にできた建物らしいが、そのデザインもまた素晴らしいんだよね。
また、この3連休、静岡茶のサービスがあった。中庭の梅が見える応接間らしきところで、お茶を頂く。最初はぬるめで少量、その後、少し温度を上げてお代わりを出すという、理想的な出し方であった。しかも中庭には白梅と紅梅が見えるんだものなあ。北海道にいると、こういう感覚はないよな。
少々疲れつつ、割と近くにあるらしい駿府博物館へ。
◾️駿府博物館「静岡の版画ーそれぞれの「今」」。
三村博司「蒼々ーIV」:稲だろうか、モノトーンのメゾチントで精密な世界が表現されている。
三村博司「蒼々ーXX」:今度は草むらをクロースアップした作品。メゾチントの柔らかい色彩のため、リアルでありながら幻想的でもある。
静岡の版画家の1980〜2000年代の作品と、ごく最近の新作を展示した展覧会で、なかなか興味深い作品があった。しかし、値段の割には展示作品数が少ないかもなあ。
ここでバスに再び乗り、静岡駅南口に戻る。他の展覧会でチラシを入手して、気になっていたところに行こう。
◾️静岡ホビースクエア「グラフィックデザイン展2019」。
瀬島裕太の作品。静岡人の富士山好きが高じたポスターだ。
↓
グラフィックデザインを見て、ホビースクエアの常設展示も見る。模型の展示がいろいろされているのだが、正直なところ、そんなに興味がないんだよな。私はガンダムも見たことがないし、スターウォーズもほぼ見たことがない。戦車や飛行機を愛するミリオタでもないしなあ。
強いていうと「宇宙戦艦ヤマト」がまあまあ好きなのだが、初放送の時は他の多くの人と同じく見ていないしなあ。しかもヤマト単艦による連戦連勝はどう考えても嘘くさいしなあ。
最初のヤマトで興奮したのは事実だが(ワープの時の森雪のヌードで…じゃなくて、興奮したのは冥王星決戦での反射衛星砲や、真田さんがサイボーグっぽかったところや、ガミラスとイスカンダルが二重惑星だったところとか…、である)、それは置いておいて。
次のシリーズでは、地球防衛軍の旗艦アンドロメダに興奮したんだよね。やっぱり、軍たるもの単艦で勝利は見出せないのである。勝利のためには物量が必要なのだ。そして、アンドロメダの拡散波動砲! 敵の戦艦には効果絶大だったではないか。その後の白色彗星が常識はずれの規模だっただけに、拡散波動砲といえばなんの役にも立たない花火扱いされているが、普通に考えるととても効果的な戦術なのである。
それでもミリタリーものより、こういう方が好きかも。