■「戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌」」斉藤光政
ドキュメンタリー調であるため、内容がスッと頭に入って来た。しかしなぜこの「偽史」が、世の中にこれほど広まったのか? 東北人のコンプレックスに根差すものという話もあるが、なかなかその場にいないものには分からない。
■「パレードの明暗」石持浅海
その謎解きは本当かどうか確かめられるものではないのだが、小さな引っ掛かりを起点に裏の裏を行く推理が見どころ。満足すべき短編集である。
■「ナイトフライヤー」ジョージ・R・R・マーティン
少々、オカルトやホラーに流れたところもあるが、堂々たる傑作。先を読ませる力、そう来ちゃったかというやりすぎ気味の結末、素晴らしいものがある。
■「とっても不幸な幸運」畠中恵
最近、飲食系マンガはもう何でもありだが、小説界でも非常に増えてきた。
■「午前4時の白パン」木村いこ
■「不倫。ダメ、絶対!」カラスヤサトシ
この方、コミュニケーションが不得手なところがあるので、不倫はできない人だからと思いつつ、自分の心理の客観分析が面白い。
以下、図書館の2冊。
■「明日は昨日の風が吹く」橋本治
まさに10年後、現在のどうしようもない政治状況を言い当てているといって良い。
■「ディア・ドロップ・プラネット」玉岡かおる
ドキュメンタリー調であるため、内容がスッと頭に入って来た。しかしなぜこの「偽史」が、世の中にこれほど広まったのか? 東北人のコンプレックスに根差すものという話もあるが、なかなかその場にいないものには分からない。
■「パレードの明暗」石持浅海
その謎解きは本当かどうか確かめられるものではないのだが、小さな引っ掛かりを起点に裏の裏を行く推理が見どころ。満足すべき短編集である。
■「ナイトフライヤー」ジョージ・R・R・マーティン
少々、オカルトやホラーに流れたところもあるが、堂々たる傑作。先を読ませる力、そう来ちゃったかというやりすぎ気味の結末、素晴らしいものがある。
■「とっても不幸な幸運」畠中恵
最近、飲食系マンガはもう何でもありだが、小説界でも非常に増えてきた。
■「午前4時の白パン」木村いこ
■「不倫。ダメ、絶対!」カラスヤサトシ
この方、コミュニケーションが不得手なところがあるので、不倫はできない人だからと思いつつ、自分の心理の客観分析が面白い。
以下、図書館の2冊。
■「明日は昨日の風が吹く」橋本治
まさに10年後、現在のどうしようもない政治状況を言い当てているといって良い。
■「ディア・ドロップ・プラネット」玉岡かおる