Quantcast
Channel: 散歩日記X
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4490

風雲急を告げる東京(2)なごむ

$
0
0
この辺、バールを大きく見かけるのでそういうところでも良いかと歩いていると、なんだか気になる看板の店が目に入った。銀座と言ってもかなりはずれの東銀座だが、外にある品書きの値段がかなり安いゾーンからある。

えい、と思い切ってこの店「I」に入ってみると、それほど混雑はしておらず、4人席(普段は2人で使うのだろう)に案内してもらった。まずは様子見に二階堂の水割りでスタート。

ありがたいことに通しが無いようなので、まずは小肌と冷奴を注文。小肌は身の厚さはさほどではないが、すっきりしたしめ具合。冷奴は食欲の細い私が求めていた味である。





第二弾は菊正宗の樽酒をぬる燗にしてもらい(←店のおすすめだった)、里芋の旨煮を注文する。ほんのりと木の香りがする酒を飲みつつ、何気ない里芋がありがたい。



隣にいた20代3名のクソつまらない話にイライラさせられたが、それを除くと、何ともクラシックな店の雰囲気と、お手頃なおつまみ(安いものは250円、高いものは千円越えになる)に満足した。

勘定をする時に「いやあ、落ち着いた店でホッとしました。いつ頃からやっていらっしゃるのですか?」と聞くと、「30年か40年・・・」「オリンピックの頃から・・・」とお店のお姉さんたちも曖昧であったが、何しろ落ち着ける店であることは間違いない。

 

私は結構、築地方面に泊まることもあるので、その際にはまたここに来てみたいと思う。店を出て、コンビニに立ち寄ってから、今日の宿泊場所にチェックイン。軽く飲んでから、明日に備えて大人しく寝ることにしよう。



おや、新潟で大きな地震があったようだ。ニュースを見ながら、なすことも無く24時前に就寝。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 4490

Trending Articles