もう何か食べるのは無理なので、昨日、気分の良かったバー「Y」へ行こう。夜の街を少し歩いてから、店へ。
まだ開店したばかりとあって、一番目の客になってしまった。昨日と同じく、一番隅っこの席に座る。最初はオーソドックスにジンフィズを注文。通しのチーズとクラッカーをゆっくり食べる。
少し経つと、2人組の客が2組。だんだん雰囲気が暖まってきた。私の2杯目は「苦いリキュールを使ったショートカクテルを」とお願いし、エギュベル+フェルネットブランカ+オレンジの皮+ビターズのカクテルを頂く。
おお、これはかなりドライに苦いね。そこにほんのりオレンジの風味があり、目が醒めるような、さっきの夕食が消化されていくようなカクテルだ。
よし、面倒なカクテルを頼んでも対応してくれるようなので、周りに飲み物が出終わったタイミングで3杯目をお願いする。今度は「今年のカクテルテーマが抹茶リキュールなのですが、そこにカルヴァドスを合わせたものを。後は何を入れてもよいです」という面倒なカクテルを注文してみた。
ただ、ここでマスターが話をしてくれたのだが、やはり面倒な注文をする人は他にもいるらしく、「銅鐸のイメージで」とか「神事の○○の雰囲気で」という注文が時々あるそうだ。
さて、私のカクテルは、カルヴァドス+抹茶リキュール+ドライベルモット+生クリーム+抹茶パウダー+金粉のカクテルとなった。飲んでみると、これが驚くほど美味い。
カルヴァドスのリンゴ風味が非常に良く生かされつつ、甘い風味と、最後に抹茶の苦味が出てくる味わいは、素晴らしいの一言に尽きる。隣で私の無茶な注文を面白がっていた客も、思わず拍手をしてしまっているではないか。
普通であればこれで満足するところなのだが、松江の最終夜とあって、この楽しい時間をもう少し引き伸ばしたい。最後に「あまり飲んだことがないだろうなと思うスコッチを勧めて下さい」と無茶なお願いをして、オールドバランテュラン10年(確かに聞いたことがない)を出してもらう。
これはハイランドのウイスキーでありながら、ピーテッドな味わいなのである。初めてだが面白い味だ。そして、ほんの少し加水をすると実にわかりやすく、華麗な味が花開くのである。
これを惜しみながら味わい、いよいよ最後である。店の皆さんに挨拶をして、店頭まで見送りに来てくれたマスターと握手をして、ホテルへと向かう。松江に住むことがあったら(ないけど)、この店をメインで通うバーにすることにしよう。
帰りは河岸を歩いて帰ったが、今日も釣りをしている人がいる。ちょっと酔った勢いで、何が釣れるのか聞いてみると、「スズキ狙いです」とのことだった。気になっていたことが分かったので、スッキリしてホテルへ。結構酔っ払って、就寝。15504歩。
まだ開店したばかりとあって、一番目の客になってしまった。昨日と同じく、一番隅っこの席に座る。最初はオーソドックスにジンフィズを注文。通しのチーズとクラッカーをゆっくり食べる。
少し経つと、2人組の客が2組。だんだん雰囲気が暖まってきた。私の2杯目は「苦いリキュールを使ったショートカクテルを」とお願いし、エギュベル+フェルネットブランカ+オレンジの皮+ビターズのカクテルを頂く。
おお、これはかなりドライに苦いね。そこにほんのりオレンジの風味があり、目が醒めるような、さっきの夕食が消化されていくようなカクテルだ。
よし、面倒なカクテルを頼んでも対応してくれるようなので、周りに飲み物が出終わったタイミングで3杯目をお願いする。今度は「今年のカクテルテーマが抹茶リキュールなのですが、そこにカルヴァドスを合わせたものを。後は何を入れてもよいです」という面倒なカクテルを注文してみた。
ただ、ここでマスターが話をしてくれたのだが、やはり面倒な注文をする人は他にもいるらしく、「銅鐸のイメージで」とか「神事の○○の雰囲気で」という注文が時々あるそうだ。
さて、私のカクテルは、カルヴァドス+抹茶リキュール+ドライベルモット+生クリーム+抹茶パウダー+金粉のカクテルとなった。飲んでみると、これが驚くほど美味い。
カルヴァドスのリンゴ風味が非常に良く生かされつつ、甘い風味と、最後に抹茶の苦味が出てくる味わいは、素晴らしいの一言に尽きる。隣で私の無茶な注文を面白がっていた客も、思わず拍手をしてしまっているではないか。
普通であればこれで満足するところなのだが、松江の最終夜とあって、この楽しい時間をもう少し引き伸ばしたい。最後に「あまり飲んだことがないだろうなと思うスコッチを勧めて下さい」と無茶なお願いをして、オールドバランテュラン10年(確かに聞いたことがない)を出してもらう。
これはハイランドのウイスキーでありながら、ピーテッドな味わいなのである。初めてだが面白い味だ。そして、ほんの少し加水をすると実にわかりやすく、華麗な味が花開くのである。
これを惜しみながら味わい、いよいよ最後である。店の皆さんに挨拶をして、店頭まで見送りに来てくれたマスターと握手をして、ホテルへと向かう。松江に住むことがあったら(ないけど)、この店をメインで通うバーにすることにしよう。
帰りは河岸を歩いて帰ったが、今日も釣りをしている人がいる。ちょっと酔った勢いで、何が釣れるのか聞いてみると、「スズキ狙いです」とのことだった。気になっていたことが分かったので、スッキリしてホテルへ。結構酔っ払って、就寝。15504歩。