身支度をして、9時半ころに出発。銀座から六本木に向かう。
まずは国立新美術館だ…、と思ったら、人気がなく、年始は1月8日からなんだって…。いや、そりゃ予想もしなかったな。
やむを得ず歩いて森ビルへ。
■森アーツセンターギャラリー「天空ノ鉄道物語」。親子連れが続々と訪れて、この後、混雑しそうなこちらから見ていこう。
北海道の昔の国鉄路線図。さぞかし乗りごたえがあっただろう。
北海道関係の資料を写真に収める。撮影は動画以外ほぼ全部可能であった。
北斗星のヘッドマーク。
窓からは東京タワーとスカイツリーが同時に見える。
映像展示コーナーにあった、昔懐かしい駅舎の椅子。
「電車でGO!!」はちょっとやってみたかったが、子供たちに譲ろう。
なかなか古めの券売機。
かなり見どころがあったが、やっぱり地域性の偏り(関東中心)はあるかも。
■森美術館「未来と芸術展」。こちらも相当見ごたえがあった。科学が招く未来は決して心地よいものだけではないが、ビジョンを提示して考えていく意味合いはあると思う。
ミハエル・ハンスマイヤー「ムカルナスの変異」:イスラーム建築のパターンをコンピュータシミュレーションでデザインしたもの。
OPEN MEALS「SUSHI SINGULARITY」:原材料をミックスして、3Dプリンターで寿司を作って食べさせるという発想。
左からウニ、マグロ、イカの3点。
8種類のメニューが提示されていたが、美味しそうに見えてきた。
マチュー・ケルビーニ「倫理的自動運転車」:自動運転が実用化される時代だが、何を優先するかによって選択される危機回避の手段が異なるという考え方を提示したものだ。大きく分けて、倫理重視か運転者の安全重視か、総コスト重視かが選択可能になる。事故がおきそうになる相手もスクールバス、酔っ払いの歩行者、サイクリスト、トランプ大統領が登場する。
運転している中で事故の可能性が高まると、情報収集を行い、周囲の状況や人にまつわる情報を収集する。
相手がトランプ大統領だったため、総コスト重視シナリオでは、運転しているあなたが障害物に突っ込むべきだという判断がされた。
こんな結果にあなたは納得できるだろうか? というのがこの作品の問題提起である。
やくしまるえつこ「わたしは人類」:人類滅亡後に向けて微生物のDNAを記憶媒体にして音楽を残すという発想の作品。やけにポップな音楽が流れており、人類が滅んだあと、これを聞くものは次に進化してきた生物だろうか。はたまた宇宙人であろうか。
ダン・K・チェン「末期医療ロボット」:死期が迫った患者の腕をさすり、死ぬのを看取ってくれるロボット。私が死ぬときにはこいつのもう少し良いやつに見守られそうな気がする。
マイク・タイカ「私たちと彼ら」:AIで作り出された架空の人物肖像とツイートを組み合わせたインスタレーション。
メモ・アクテン「深い瞑想:60分で見る、ほとんど「すべて」の略史」:美しい風景写真が写っているが、これは写真共有サイトの写真をもとに人工知能が作り出した架空の風景なのである。もう、何が本物かは分からない時代が来ているようだ。
かなり疲れて、最後に3階にあるA/Dギャラリーで古賀崇洋の「凸Unevenness凹」という展覧会を見た。
まずは国立新美術館だ…、と思ったら、人気がなく、年始は1月8日からなんだって…。いや、そりゃ予想もしなかったな。
やむを得ず歩いて森ビルへ。
■森アーツセンターギャラリー「天空ノ鉄道物語」。親子連れが続々と訪れて、この後、混雑しそうなこちらから見ていこう。
北海道の昔の国鉄路線図。さぞかし乗りごたえがあっただろう。
北海道関係の資料を写真に収める。撮影は動画以外ほぼ全部可能であった。
北斗星のヘッドマーク。
窓からは東京タワーとスカイツリーが同時に見える。
映像展示コーナーにあった、昔懐かしい駅舎の椅子。
「電車でGO!!」はちょっとやってみたかったが、子供たちに譲ろう。
なかなか古めの券売機。
かなり見どころがあったが、やっぱり地域性の偏り(関東中心)はあるかも。
■森美術館「未来と芸術展」。こちらも相当見ごたえがあった。科学が招く未来は決して心地よいものだけではないが、ビジョンを提示して考えていく意味合いはあると思う。
ミハエル・ハンスマイヤー「ムカルナスの変異」:イスラーム建築のパターンをコンピュータシミュレーションでデザインしたもの。
OPEN MEALS「SUSHI SINGULARITY」:原材料をミックスして、3Dプリンターで寿司を作って食べさせるという発想。
左からウニ、マグロ、イカの3点。
8種類のメニューが提示されていたが、美味しそうに見えてきた。
マチュー・ケルビーニ「倫理的自動運転車」:自動運転が実用化される時代だが、何を優先するかによって選択される危機回避の手段が異なるという考え方を提示したものだ。大きく分けて、倫理重視か運転者の安全重視か、総コスト重視かが選択可能になる。事故がおきそうになる相手もスクールバス、酔っ払いの歩行者、サイクリスト、トランプ大統領が登場する。
運転している中で事故の可能性が高まると、情報収集を行い、周囲の状況や人にまつわる情報を収集する。
相手がトランプ大統領だったため、総コスト重視シナリオでは、運転しているあなたが障害物に突っ込むべきだという判断がされた。
こんな結果にあなたは納得できるだろうか? というのがこの作品の問題提起である。
やくしまるえつこ「わたしは人類」:人類滅亡後に向けて微生物のDNAを記憶媒体にして音楽を残すという発想の作品。やけにポップな音楽が流れており、人類が滅んだあと、これを聞くものは次に進化してきた生物だろうか。はたまた宇宙人であろうか。
ダン・K・チェン「末期医療ロボット」:死期が迫った患者の腕をさすり、死ぬのを看取ってくれるロボット。私が死ぬときにはこいつのもう少し良いやつに見守られそうな気がする。
マイク・タイカ「私たちと彼ら」:AIで作り出された架空の人物肖像とツイートを組み合わせたインスタレーション。
メモ・アクテン「深い瞑想:60分で見る、ほとんど「すべて」の略史」:美しい風景写真が写っているが、これは写真共有サイトの写真をもとに人工知能が作り出した架空の風景なのである。もう、何が本物かは分からない時代が来ているようだ。
かなり疲れて、最後に3階にあるA/Dギャラリーで古賀崇洋の「凸Unevenness凹」という展覧会を見た。