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20140104ギャラリー巡り

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本日は近美のみ。

■北海道立近代美術館「これくしょん・ぎゃらりい 北のやきもの史−江上コレクションを中心に」。
本多桂次郎「手宮古代文字文双耳壺」:あちこちの窯で作られた作品に手宮古代文字文(現在では文字ではないとされるようだ)があった。一時、大ブームだったのか。
蝦夷試製「アイヌ熊祭煎茶器セット」:湯ざましも付いているなど、なかなか立派なセット。
蝦夷試製「雨龍文瑠璃釉鉢」:青緑色の地に金と朱のしっかりした色彩で絵付けがされている作品。

泉山了谷「湯呑」:卵型の上部をカットした非常に優れたフォルムの作品。
伏古焼「煎茶碗」:微妙な色彩と薄い縁の小さな茶碗。なかなか洒落ている。
札幌焼「湯呑」:光の関係で良く見えないのだが、外側は茶色かな。内側は白ベースで飲口の方が薄紫になっているいい作品。安心させられる出来ばえだ。

北工窯「花瓶」:落ち着いた灰緑色の作品。
北工窯「北海道地図皿」:層雲峡のあたりに温泉マーク、函館の海にイカの絵と、結構適当なデザインが楽しい。
白勢栄悦「五種杯」:これくらいになると欲しいねえ。
山岡三秋「白海鼠茶碗」:白地に光彩が映える。

全体的には素朴な作品から、ある程度洗練されたものまで入り混じっている感じ。興味深い展覧会であった。

この後、昨年入場券を入手した、JRタワーの展望台「T38」へ行ってみようかと思ったが、「猛吹雪で何も見えませんが…」とのこと。

 

…確かに。

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