本日は大丸→500m美術館→市民→丸井→アートスペース201→ivory→さいとう→らいらっく→富士フイルム→グランビスタ→大通→資料館の12か所。病院で時間をくったため、今一つ回りきれなかった。
■500m美術館「第2回札幌500m美術館賞グランプリ展「WhitePlay」」。
ファンで羽毛を飛ばしている。
■500m美術館「Re:送っていただけませんか?」。
東方悠平「鼻掴み相撲 頂上決戦」:相手の天狗の鼻を先につかんだ方が勝ちになるのが、鼻掴み相撲だ。日本とバングラディッシュでそれぞれ予選を行い映像を送りあったらしい。決勝戦はまだ行われていないようなのだ。
↓
菊地和広「湖愁 洞爺湖ぺナントのコピー」:タイトル通りの作品。「ダサいお土産」の最高峰だったペナントも、今になって、いい味に感じられるのかも知れない。
↓
■市民ギャラリー「2014 第7回 道展U21」。最高4段がけの作品に、少々消化不良。
渡邉由奈「泳いでみたい!」:宇宙を泳ぐ魚という良くある風景だが、広がりがある。
富樫優香「ワレヲウツス」:カメラを構える自画像。写真のピンボケ風味を取り入れた作品。
佐藤丈「にーはいぱーま?」:真っ白な背景に地下への石造りの入口が描かれている。そこに向かって自転車に乗る黒人少年と、入口を指す男。考えさせる内容だ。タイトルは中国の略字と思われる字を含んでいるので、平仮名表記の方を使わせてもらった。
前野里佳子「〜Kmの際限」:打ち捨てられた廃バスをリアリズムで描いた作品。
勝木那琴「カフェモカ色」:描かれた女の子の表情が良い。
会田菜南美「お菓子な森」:木の幹に英字ビスケット、地面にポップコーンを配した、立体作品。ぬいぐるみ状の鹿にもう一工夫ほしかった。
益本彩音「深海」:チェッカー風の模様の上から線が伸び、魚がくっついている。あっさり仕上げたところがいい。
佐藤真奈美「予感」:西洋絵画のモチーフを持ち込んだ、絵画らしい作品。
大澤絵理香「インソムニア〜自我の確立〜」:この年代にはどうしても一度は描いてほしい自画像(風の作品)。
■アートスペース201「対展 若手による二点一組の写真展」。ギャラリー巡りで知り合ったMさんが企画した展覧会。ノールールでは何なので、何らかの形で「対」であること、サイズはA4以上であることというルールを設けたらしい。
最初に目についたのは、御夫婦の写真(作家の両親なのだろう)。男女であるから性別としての「対(異なるもの)」でもあるし、夫婦としての「対(ペア)」でもある。しかし、それ以上に興味深いのは、兄妹と言っても過言ではないほど、顔が似ているのだ。長く生活を共にする夫婦は顔が似てくるという話があるが、まさにそういう意味での「対(仲間2人)」でもあるのだろう。
それから植物(山椒だったか?)の写真2点。片方は全面緑、片方は白地に枝葉がぽつんと置いてある。これは日本画のような、きちんと左右を分かりやすく対にした作品といえるだろう。色彩も含めてスッキリしている。
女の子と金魚の写真。両方ともに赤が画面全体を占めており、写っているものも特に「対」という感じはしない。しかし、会場を見渡しているうちに、徐々に効いてくる感じだ。
最後に手のひらと手の甲を左右に並べた作品。写真というよりはデジタル処理で版画のようになっているのが残念だが、作品のサイズもあって、壁の短辺をこの2点で支える力がある。
今後の課題と言えるのは、やはり作品のサイズが全体に小さいことだ。自宅で見ると問題ないのだろうが、貸しギャラリーのそれほど大きくない部屋でも、展示してみると小さく見える。作家もそれが分かっただろうし、他の人の作品を見て感じるところもあるだろう。また、次回以降でどう変化してくるのかが楽しみな展覧会だ。
■らいらっく・ぎゃらりい「蒼野甘夏日本画展 ゆめ」。
「Begin Again」:淡い蝶がいい。
「Longing Love」:女性の横顔を描いた作品。髪と顔の線が実になめらかで美しい。デザイン性もあるように思える。
作家が他の人に話をしているのを聞いたのだが、元々デザイン出身の人で、日本画を始めたのは30代に入ってからとのこと。しかも先生に付いたのは1ヶ月半位で、忙しさのため教室に行けなくなり、その後独学でやっているそうなのだ。そんなことから、構図のデザイン性はかなり意識されているようである。
■札幌市資料館「北海道教育大学岩見沢校空間造形研究室展」。すでに少しぼんやりしていたからなあ〜。左はゴムスタンプが作成されていたのを、紙にスタンプしたところ。
■500m美術館「第2回札幌500m美術館賞グランプリ展「WhitePlay」」。
ファンで羽毛を飛ばしている。
■500m美術館「Re:送っていただけませんか?」。
東方悠平「鼻掴み相撲 頂上決戦」:相手の天狗の鼻を先につかんだ方が勝ちになるのが、鼻掴み相撲だ。日本とバングラディッシュでそれぞれ予選を行い映像を送りあったらしい。決勝戦はまだ行われていないようなのだ。
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菊地和広「湖愁 洞爺湖ぺナントのコピー」:タイトル通りの作品。「ダサいお土産」の最高峰だったペナントも、今になって、いい味に感じられるのかも知れない。
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■市民ギャラリー「2014 第7回 道展U21」。最高4段がけの作品に、少々消化不良。
渡邉由奈「泳いでみたい!」:宇宙を泳ぐ魚という良くある風景だが、広がりがある。
富樫優香「ワレヲウツス」:カメラを構える自画像。写真のピンボケ風味を取り入れた作品。
佐藤丈「にーはいぱーま?」:真っ白な背景に地下への石造りの入口が描かれている。そこに向かって自転車に乗る黒人少年と、入口を指す男。考えさせる内容だ。タイトルは中国の略字と思われる字を含んでいるので、平仮名表記の方を使わせてもらった。
前野里佳子「〜Kmの際限」:打ち捨てられた廃バスをリアリズムで描いた作品。
勝木那琴「カフェモカ色」:描かれた女の子の表情が良い。
会田菜南美「お菓子な森」:木の幹に英字ビスケット、地面にポップコーンを配した、立体作品。ぬいぐるみ状の鹿にもう一工夫ほしかった。
益本彩音「深海」:チェッカー風の模様の上から線が伸び、魚がくっついている。あっさり仕上げたところがいい。
佐藤真奈美「予感」:西洋絵画のモチーフを持ち込んだ、絵画らしい作品。
大澤絵理香「インソムニア〜自我の確立〜」:この年代にはどうしても一度は描いてほしい自画像(風の作品)。
■アートスペース201「対展 若手による二点一組の写真展」。ギャラリー巡りで知り合ったMさんが企画した展覧会。ノールールでは何なので、何らかの形で「対」であること、サイズはA4以上であることというルールを設けたらしい。
最初に目についたのは、御夫婦の写真(作家の両親なのだろう)。男女であるから性別としての「対(異なるもの)」でもあるし、夫婦としての「対(ペア)」でもある。しかし、それ以上に興味深いのは、兄妹と言っても過言ではないほど、顔が似ているのだ。長く生活を共にする夫婦は顔が似てくるという話があるが、まさにそういう意味での「対(仲間2人)」でもあるのだろう。
それから植物(山椒だったか?)の写真2点。片方は全面緑、片方は白地に枝葉がぽつんと置いてある。これは日本画のような、きちんと左右を分かりやすく対にした作品といえるだろう。色彩も含めてスッキリしている。
女の子と金魚の写真。両方ともに赤が画面全体を占めており、写っているものも特に「対」という感じはしない。しかし、会場を見渡しているうちに、徐々に効いてくる感じだ。
最後に手のひらと手の甲を左右に並べた作品。写真というよりはデジタル処理で版画のようになっているのが残念だが、作品のサイズもあって、壁の短辺をこの2点で支える力がある。
今後の課題と言えるのは、やはり作品のサイズが全体に小さいことだ。自宅で見ると問題ないのだろうが、貸しギャラリーのそれほど大きくない部屋でも、展示してみると小さく見える。作家もそれが分かっただろうし、他の人の作品を見て感じるところもあるだろう。また、次回以降でどう変化してくるのかが楽しみな展覧会だ。
■らいらっく・ぎゃらりい「蒼野甘夏日本画展 ゆめ」。
「Begin Again」:淡い蝶がいい。
「Longing Love」:女性の横顔を描いた作品。髪と顔の線が実になめらかで美しい。デザイン性もあるように思える。
作家が他の人に話をしているのを聞いたのだが、元々デザイン出身の人で、日本画を始めたのは30代に入ってからとのこと。しかも先生に付いたのは1ヶ月半位で、忙しさのため教室に行けなくなり、その後独学でやっているそうなのだ。そんなことから、構図のデザイン性はかなり意識されているようである。
■札幌市資料館「北海道教育大学岩見沢校空間造形研究室展」。すでに少しぼんやりしていたからなあ〜。左はゴムスタンプが作成されていたのを、紙にスタンプしたところ。