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Channel: 散歩日記X
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全方向包囲網

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今日も打ち合わせ4連発。私の最近の仕事は大部分が打ち合わせだが、それにしても大変だ。よって、一段落するやいなや琴似に移動し、まだ空に明るさが残る中、居酒屋「D」へ。火曜日とあって、店はすいている。



1杯目に飛露喜特別純米無ろ過生原酒を頂いて、通しはハムとひろうすの煮物から。合わないように見える組み合わせだが、なかなかしっとりしていて良い。



刺身は「真あじを中心にお任せします」と言ったところ、手前から時計回りに真あじ、鯛、しめ鯖、タコ頭、キハダマグロ漬けという充実した盛り合わせがやってきた。いつもの通り、全部申し分なく旨いのだが、今日はやはり真あじ刺しのさっぱりと切れのある所がいい。



次は火の入った肉系ということで、サイコロ牛タンバター焼きを注文。酒の2杯目は根知男山を頂こう。



しかし、この牛タンはどうだ。事前に上手いこと煮てあるのだとは思うが、柔らかい・味がある・香り良くて・とろけると、どう言っても美味いに違いない味だ。



それからもう一つは鯨カツ。メンチカツ仕立てであるが、なまじっかのメンチカツより味があって臭みが無い。これまた懐かしいながらも現代に通じる、新時代の鯨料理でもある。



さて、今日はボトルが開いていたようで、赤ワインのお勧めがあった。まずはボルドー産のワイン。ズッシリした凝縮感のあるワインだ。こういうのは普通家では飲めないので、貴重な味わいである。



これには何かつまみをセレクトしてもらわないといけない。ということでお任せすると、中央から田舎風パテ、左へ行ってクリームチーズ、ピクルス、インカの目覚めマッシュポテト、パテを作成した時の肉汁寒天寄せという、予想を上回るつまみが出てきてしまった。



これは飲むしかないよなあと、ブルゴーニュ産の赤ワイン。こちらは華やかで味に広がりがある感じだ。



おまけに1967年のバローロ(香りはウイスキーを思わせるほどなのだが、味は酸っぱくなってる)もお試しさせてもらい、飲み物も含めて和風から洋風まで、生から火を通したものまで、ありとあらゆる全方向の味覚を堪能したのであった。

本日のモヤモヤもこれでスッキリ。後は家で飲みすぎないようにして寝よう。

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