今日は久々にJRの一日散歩きっぷを購入し、見たかった展覧会をまとめて見に行くことにしよう。ということで、普通ならばバスの方が早く着くのだが、JR琴似駅まで移動し、小樽へ。
小樽に到着すると、まっしぐらに市立小樽美術館へ。ところで途中のアーケード街だが、午前11時までは車両乗り入れ可なのね。あそこを車が通ると、ものすごく違和感がある。
美術館の開館は9時半ということになっていたが、人がいると何となくフライング入室可のようである。時間がもったいないのでありがたい。
■市立小樽美術館「色彩の饗宴 巨匠たちの絵とパレット」。2012年の帯広美術館「画家の素顔 パレット&絵画」と基本的には同じだが、小樽美術館の作品展示されるなど、出品作には違うものがある。新鮮な気持ちで見ることが出来た。
三岸節子「祝祭」:30代後半の作。踊る女たちと、駆ける馬・猫などを描いた穏やかな茶系統の作品。
田辺三重松「パレット」:左端の黒、紺から右端の黄色、白まで色彩の移り変わりが見事である。
中村善策「パレット」:手前から植物の緑、農村風景、雪山があって、燃えるような空が描かれている。コンパクトなパレットに描かれているので、かなり細やかでいい「作品」になっている。
熊谷守一「パレット」:こんなに沢山の色を使ってないでしょ! と言いたくなる派手さ。
熊谷守一「たんぽぽに蝶」:このシンプルな作品の凄みがだんだん分かって来たのは、私の眼力が上がったせい?
安井曾太郎「実る柿」:立体感のある枝ぶりは、セザンヌに傾倒していたというのが良くわかる。
宮本三郎「観客席」:観劇の席に座る上流階級の3人を斜め上から描いた作品。古典的西洋画スタイル。
古沢岩美「薔薇十字マドレーヌ」:青い十字架に涙を流してもたれる女性の肌には、バラの紋様が。奇怪なほど明るい青緑の空も印象的。
パブロ・ピカソ「パレット」:白、灰色、黒のみのパレット。狙ってやってるね。
モーリス・ユトリロ「パレット」:カラフルな街角と歩く人々。時にユトリロの作品って薄いというか、間延びがして見えるのだが、これはコンパクトに良く描かれていると思う。
3階の一原有徳記念ホールを駆け足で見て、2階文学館JJ's cafeの田中眞理「昆虫・小生物細密作品展」も見る。
田中眞理「クロスジベニモンツノカメムシ」:背中のテカりの再現が見事。
田中眞理「エゾヒメエンマムシ」:黒々と丸い昆虫。存在感がある。
小樽駅にとって返し、江別方面へと向かう。
小樽に到着すると、まっしぐらに市立小樽美術館へ。ところで途中のアーケード街だが、午前11時までは車両乗り入れ可なのね。あそこを車が通ると、ものすごく違和感がある。
美術館の開館は9時半ということになっていたが、人がいると何となくフライング入室可のようである。時間がもったいないのでありがたい。
■市立小樽美術館「色彩の饗宴 巨匠たちの絵とパレット」。2012年の帯広美術館「画家の素顔 パレット&絵画」と基本的には同じだが、小樽美術館の作品展示されるなど、出品作には違うものがある。新鮮な気持ちで見ることが出来た。
三岸節子「祝祭」:30代後半の作。踊る女たちと、駆ける馬・猫などを描いた穏やかな茶系統の作品。
田辺三重松「パレット」:左端の黒、紺から右端の黄色、白まで色彩の移り変わりが見事である。
中村善策「パレット」:手前から植物の緑、農村風景、雪山があって、燃えるような空が描かれている。コンパクトなパレットに描かれているので、かなり細やかでいい「作品」になっている。
熊谷守一「パレット」:こんなに沢山の色を使ってないでしょ! と言いたくなる派手さ。
熊谷守一「たんぽぽに蝶」:このシンプルな作品の凄みがだんだん分かって来たのは、私の眼力が上がったせい?
安井曾太郎「実る柿」:立体感のある枝ぶりは、セザンヌに傾倒していたというのが良くわかる。
宮本三郎「観客席」:観劇の席に座る上流階級の3人を斜め上から描いた作品。古典的西洋画スタイル。
古沢岩美「薔薇十字マドレーヌ」:青い十字架に涙を流してもたれる女性の肌には、バラの紋様が。奇怪なほど明るい青緑の空も印象的。
パブロ・ピカソ「パレット」:白、灰色、黒のみのパレット。狙ってやってるね。
モーリス・ユトリロ「パレット」:カラフルな街角と歩く人々。時にユトリロの作品って薄いというか、間延びがして見えるのだが、これはコンパクトに良く描かれていると思う。
3階の一原有徳記念ホールを駆け足で見て、2階文学館JJ's cafeの田中眞理「昆虫・小生物細密作品展」も見る。
田中眞理「クロスジベニモンツノカメムシ」:背中のテカりの再現が見事。
田中眞理「エゾヒメエンマムシ」:黒々と丸い昆虫。存在感がある。
小樽駅にとって返し、江別方面へと向かう。