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Channel: 散歩日記X
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快適な東京(22) 光りもの祭

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さて、時間が少々あるが、結構腹は満ちてきた。こうなるとバーしかないかと思ったのだが、回りに適切な店がない。やきとん屋は結構あるけれども、胃もたれ気味だしなあ。

そんな私が最後にたどり着いたのは、立ち食い寿司の「UN」であった。そう、何となく寿司なら最後に食べられそうな気がしたんだよね。店内に入り、まずは緑茶ハイを注文(まだ飲むのか…)。寿司は1カン75円からとリーズナブルだが、2種2カンを同時に注文しなくてはならない(1種4カンでもいいのだが、それはちょっとね)。



よし、値段も安いし、光もの祭りを開催することにしようかな。ということで、まずは小肌、サンマでスタート。札幌の回転すしで小肌を注文してあまり良かった記憶がないのだが、さすがに東京。100円の小肌が結構いける。サンマは今年あまり豊漁ではないせいか、この秋始めての生を食べる。こちらも旨い。



続いて鯵と鰯だ。共にネギと生姜が乗った同じような見た目なのだが、鯵はシャキッとしまった味。いわしは結構脂の乗ったトロッとした舌触り。光もの食べ比べが楽しい。



それほど大きな握りではないのだが、2軒目でこれだけ食べるとそろそろ満ちてきた。最後は締めでマグロ漬けと穴子を注文。マグロ漬けはしっとり漬かったマグロの身に、炒った白ゴマが香ばしい。穴子はさすがにふわふわとは行かないが、軽くあぶって煮ツメを塗ったのは、最後の締めにふさわしいといえるだろう。



手巻きでかんぴょうを食べようかどうしようか悩みつつ、今日はこのくらいにしておこう。なかなか満足すべき味で、いつかまた来てしまうのではないかと思う。

この後、新橋から羽田空港へ移動。そうそう、最後に羽田空港エアポートミュージアムで「平家物語と太平記の世界」展を見る。江戸時代のものだったが、総天然色(?)、フルカラーの本はなかなか綺麗であった。

 

19時の飛行機で新千歳空港へと向かう。後はひたすら帰るばかりだ。最終日に若干の余裕を持って、なおかつ明日も休みなので、体にはそれほど無理のない旅だった。旅行中はやはり読書が捗らなかったが、展覧会は計9つ見たので、まあ頑張ったと言えるだろう。

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