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20130126ギャラリー巡り

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本日は紀伊国屋→大丸→大同→クロスホテル→たぴお→時計台→道新→らいらっく→CAI02→富士フイルム→アリアンス→大洋→市民→三越→4プラ→北海道画廊→さいとう→スカイホールの18か所。

■ギャラリーたぴお「(展覧会名失念)」。
田中季里「きどってとらえる」:今年も気になる作品といえば、この方である。

■時計台ギャラリー「平成24年度 第10回石狩支部美術部顧問展」。
齋藤周「本来の道」:鮮やかな色彩の上を向うを向いて歩き去る人たち。若い人のまさに今の瞬間を描いているのだろうか。それにしても、人により進む方向はバラバラである。
手塚昌広「Hhumanite・門(最後のeはアクサン・テギュ付き)」:石造りの感じの門だが、全体としては抽象に近い感じも。
前田健浩「分身」:4つに分割された作品にそれぞれ同じ女性が描かれ、微妙な時の流れが感じられる。

■CAI02「写真 重力と虹展」。北川陽稔の作品は石山採石場跡、円山、泊原発周辺などの風景写真。こんな場所が身近にあるのかと思わせるような作品なのだ。

■市民ギャラリー「札幌大谷大学短期大学部美術科 第48回卒業+第46回終了展」。これは行っておいて良かった。
岩野風雅「明けぬ夜」:地下道からまだ暗い外に上がってきて、うなだれる男性。先が見えないのだ。
田口言葉「ほいっ歩」:緑の海に足を浸し、ランプを持って立つ少女。仄明るい雰囲気がいい。
堂閑静「てんぷてーしょん」:化石とバレリーナ。題材が面白い。

苛原治「ありつづけるものそしてなくなるもの」:壁に背中を埋めるようにして立つ人物。手から砂がこぼれおちている。
苛原治「まとわりつくもの」」こちらも壁に背を向けて立つ女性。非常に技巧的でいい。
苛原治「ふたたび」:荒れ果てた街にガスマスクを持って立つ女性。上手さとテーマの両立に今後も期待である。

高田知佳「roentgen(oはオーウムラウト)」:切り絵を立体的な形につるして、内側からLEDライトで照らした作品。生物の透明骨格標本が原型イメージとのことで、タイトルもこうなった模様。新しい可能性を感じる。
蛯子桃「カフェ1(数字はローマ数字)」:パリ風のカフェだが、妙に広い店と整然と並ぶケーキに不思議な感覚を覚える。
瀬川花梨(瀬の作りは刀に貝)「イヴの居ない午後」:誰もいない海辺のテラス席。味のある風景。

高薄亜実「だいこん」:倉庫のような建物の中に横たわる動物と人。表情もなく、形も不明瞭で不気味に謎めいている。
寺下静香「なつかしいそら」:青地に赤い雲と気球。懐かし画だが、それだけでもないような気がする。
渡辺万里子「flood」:黄色、オレンジ、青の中から浮かんでくる女性裸体。かなり上手い。

松村愛「思考迷宮」:肘から先の部分が地面からにょきにょき生える中を歩かなければならないのか。
松村愛「ひとだまり」:人の指の形をした花びらを持つ花。不気味である。

■さいとうギャラリー「千田浩徳個展 輝発」。白地に楕円のような不定形の模様が配置された、シルクスクリーン。何となく目を引く。

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