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Channel: 散歩日記X
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安らぎの地

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旅が続き、今週の後半はその疲れもかなり出て来た。金曜日はやっと業務終了時間に達し、少し早目に帰宅。一瞬、ものすごく強い雨が降っていたようだが、それも大体収まったようだ。

バス→地下鉄に延々と(札幌感覚では)乗り、琴似に到着。今日は久しぶりに居酒屋「D」に行って見ることにしよう。店内に入ると雨のせいか客はゼロ。「今日はいろいろと仕入れたんですが」と店主も苦笑いである。

まずはビール小を頂き、いんげんのゴマ・茗荷和え。最初、シャリシャリした歯触りは葱かと思ったのだが、そこまで香りが強くなく、他の食材とのなじみがいい。これはナイスアイディアと言えよう。



続いて刺身盛り合わせをお願いし、本日の日本酒で目に付いてしまった「竹の園ぱんだ祭り」を注文。あまりのバカバカしいネーミングについ注文してしまったが、竹にパンダだから筋は通っている。



と思ったら、パンダがピザを加えていやがる。ふざけたラベルだが、味はかなりしっかりした純米の味だ。さて、刺身は何とボタンエビ、タコ頭、マグロ、白魚、サンマ、しめ鯖、イカとゴージャスな盛り合わせ。



これは値段を当てられる人がいるだろうか? イカの新鮮さとたっぷりのサンマ刺しを堪能。何ともありがたい限りだ。次は醴泉特別本醸造をお願いし、魚が焼けるまでのつなぎに大根粕漬けが登場。これは酒かすが大吟醸の20年物(単に放置されていたとのこと)なのだが、実にいい古漬けの味がする。



そしてやって来たのは塩鯖焼き。焼き秋刀魚、天然ふくらぎ塩焼きとも迷ったのだが、実に立派な鯖がやって来た。早速食べるとみっしりと充実した身に脂が乗っている。塩鯖といっても軽く一塩だろう。塩分は全くきつくないので、大根おろしに醤油をかけて、合わせて見るのも良い感じだ。



最後はパテ・ド・カンパーニュを注文し、DUNCAN TAYLOR Auld Blended 38年という贅沢をしてみる。このウイスキー、ブナハーブン、ハイランドパーク、グレンバーギ、ミルトンダフ、グレンリベット、スプリングバンクにインヴァーゴードンのシングルグレーンをブレンドしたという、地味な実力者という感じだ。





そしてパテの充実感。中ほどの色が薄いところはフォアグラなのだそうだ。付け合わせにピクルス、チーズを配してくれる気配りが嬉しい。

というところで、飲み食べともに定量に達して帰宅。私の体の緊張感(異常なほど肩が凝っていた)もかなり和らいだ。

※ちなみに刺身盛り合わせは648円。これはお得でしょ。

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